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保護者の送迎がいらない、子どもの居場所ということ

代表小川です。

2022年9月23日(金)に、学校以外の場を共につくる・とちぎネットワークMAP作成に向けての集まり第3回に参加してきました。

40名を超える参加者の方たちと、学校以外の居場所・多様な学びの場について、MAP作成についてディスカッションをしてきました。学校に登校できない・していない、生きづらさを抱えているお子さんや保護者のためにフリースクールや居場所、また自主夜間中学や親の会の皆さんの想いなどを聞くことができ、栃木県内の学校以外の居場所づくりの皆さんの活動の様子に頼もしさを感じ、勇気を頂きました。

ハロハロラボのお話をした際に、「保護者の送迎がいらないのはとてもよい」「保護者が仕事を辞めないで済むからいい」「リアルでは繋がるのがしんどい時に、オンラインで繋がれるのはいい」ととても肯定的なご意見を頂きました。

子どもが学校に行けない・行かないとなった時に、一緒に在宅するために仕事を辞めたり、遠方のフリースクールへの送迎で仕事を早退したり、それができずに苦しんでいる保護者・お子さんの事例をいくつもお聞きしました。オンラインの場所であれば、在宅で繋がることができます。ZOOMで顔を出して繋がっても・繋がらなくてもいい。写真や動画投稿で繋がることもできますし、見るだけ読むだけでも全く問題ありません。誰かの投稿に「❤」いいねを押すだけでいいし、もちろん押さなくてもいい、の場です。

お子さんではなく保護者の場でもあります。保護者が他の大人と繋がる、他の学校に登校していないお子さんと繋がったり様子を知ることで安心感を得られることがあります。一人じゃない。孤独感や孤立感を少しでも軽減できればと願っています。

ハロハロラボの参加者には、小学生、中学生がいるので異年齢で繋がることができ、先のことも想像し安心できるかと思います。社会人ボランティアには不登校のお子さんを育てた経験者もいます。大学生ボランティアがいてななめの関係も築くことができます。

ハロハロラボは学校に登校していなくてもしていても、お互いを尊重し遊び学ぶ場なので、登校しなくてもしていてもどちらも大事にしたいと思っています。登校を再開しやっぱり家庭にいよう、というお子さんの選択も尊重します!学校が楽しい場合、登校しその様子をスタッフに話してもらえたらいいし、家庭で過ごした方が楽しい場合、その様子を人に伝えられるときに伝えてくれたらいいと思っています。

学校以外の居場所、学びの場は少しずつ、そして着実に増えています。のびのびと学べる環境、自分のペースで学べる場を子ども達が選択できますように。自分のことを大事に、毎日を楽しめますように。その選択肢の一つにハロハロラボがなれればと思って、これからも活動を続けていきます。

(文責 ハロハロラボ代表 小川)

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