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Haru@要介護5の母と家族の物語
2022年3月15日 11:56
2021年8月7日は私の20代最後の誕生日だった。母が脳出血で入院し1ヶ月と少し経った頃、私は必死に願っていた。「どうか母の意識が戻るように」と。----私たち家族は仲が良く、小さな頃から誕生日には大きな丸いケーキを囲んでお祝いしてくれた。甘いものが大好きな私には、夏にぴったりなアイスケーキをいつも買ってくれた。家族がいることみんなで一緒に食事ができることそんな当
2022年2月11日 22:01
母が脳出血で入院してすぐに私自身も、私の生活も変わった。母が入院することとなり生活は一変した。母が倒れる前は、実家の掃除・洗濯・食事などすべての家事を母が担っていたこともあり、家のことが回らなくなった。私は実家を出て、家のそばで暮らしていたが、実家には弟と父と母の3人で暮らしていたため、生活を守る必要があった。妹や弟と分担をしながら家事を行っていたが、慣れていないこともありなかなかうまくい
2022年2月10日 21:26
救急で搬送された数日後初めて母と面会できることとなった。数日経った後も、母の意識は戻っていないこといつ何が起きてもおかしくないと主治医の先生から言われていた。コロナの影響もあり、集中治療室に入れるのは一回につき2.3人ずつ面会することとなった。父、弟、妹、祖母、叔父、叔母、私の7人で病院にいたため、3回に分けて母と会うことになった。まず最初に妹と弟が集中治療室に入ることとなっ