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読書感想:『休養学』で自分に合った休養法を見つけたい

忙しい毎日、「もっと本を読みたい」と思いつつ時間が取れない方も多いのではないでしょうか?
私も同じ思いで悩んでいましたが、電車通勤が始まったのを機にAudibleを試してみました。
「聴く読書」を取り入れることで、移動時間がそのまま学びの時間に変わり、手軽に新しい知識を得られるようになったのです。

今回は「休養学」片野秀樹著です。

はじめに:読む前の気持ち


 毎日忙しく過ごしていると、ふと「ああ、しっかり休めていないな…」と感じることが増えてきました。
仕事や家事に追われ、体も心も知らず知らずのうちに疲れている気がします。
そんな時に出会ったのが、片野秀樹さんの『休養学』。

ただ「休む」だけではなく、科学的に休養を理解し、自分のペースで体調管理ができるようになりたい、自分の生活に合った休養の方法を学びたくなりました。そして、体と心をリセットし、仕事にもポジティブに取り組めるような休養方法を見つけたいと期待して読みました。

読んで学んだこと:未病と休養の構造的なアプローチ


『休養学』の中で、「未病」という考え方についてこれまで持っていた知識をより細かくしり、体系的に利用していくことが価値があると、感じました。
東洋医学では、病気になる前のわずかな不調を「未病」として捉え、事前に対策を行うことが健康を維持する鍵だとされています。さらに西洋医学の観点からもとらえ、健康と病気の間を段階的にとらえる。それぞれでの休養、対策をとる。

 まだそこまで深刻ではない体調不良を「なんとなく大丈夫」と見過ごしてしまいがちです。
未病の段階で適切な対策を取ることで、大きな不調や病気を防げると知り、大きな気づきになりました。
また、仕事を取り組むときの考え方にも応用できるのでは?とも、感じました。

この本では、休養をただ体を休める静養だけでなく、様々な活動をいくつかのカテゴリーに分類して体系的に休養をとることを理解する。さらに、これらの要素を組み合わせて活用することで相乗効果が生まれるのです。

この視点から見ると、ビジネスにおいても体系的にいくつかに分類して休養とビジネススキルも相互に作用し合い、双方の質が高まる関係であると感じます。適切な休養を取ることで、ビジネスの場でも持続的に高いパフォーマンスを発揮できるのです。

実践:休養とビジネススキルの融合


本書で学んだ内容を実生活にどう生かせるかを考え、まず毎週土曜日に一週間の予定を確認する「計画的休養」を取り入れたいです。
今後一週間の仕事の忙しさを見て、休日にどのような休養をするかをチャレンジしてみたいです。
また、仕事でも重要な「タスク管理」や「時間管理」にも大いに役立てそうです。
たとえば、月曜朝に一週間のタスクを確認し、重要な業務を前半に集中させ、週後半には疲れを考慮して軽めのタスクを入れるようする。これをデフォルトにしてダンドリを可能な限り組んでいきたいとおもいます。

また、「休養と活力を一緒に考える」という視点は、ビジネススキルの「モチベーション管理」にも応用できます。
たとえば、休養を単に「仕事からの解放」として捉えるのではなく、自分の心と体を回復させる大切な時間と位置付け、休むこと自体を積極的にポジティブな行動として捉えるようしたいです。
「休みの日」にも計画的に心と体を整える活動を取り入れることで、次の週の仕事に対して新鮮な気持ちで取り組めそうです。

まとめ:休養とビジネススキルを共に活かすことで見えてきた変化


『休養学』で学んだ「計画的休養」の考え方は、私のビジネススキルや仕事の進め方に対しても新しい視点を与えてくれました。
休養を単なる「休む時間」ではなく、「活力を生む機会」として位置づけることで、日々の仕事のパフォーマンスを高めていきたいです。
ビジネススキルと休養に効果的に組み合わせることで、日々の忙しさの中で自分の体と心をケアしつつ、効率的に成果を出していけるよう日常生活や仕事に取り入れてみたいです。

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