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傷跡に松明

大人は子供に違いを
教えるために存在していて
流石にわからんなど言えん
忘れたことにはできそう
もう少し歳を取れば
また弱音を吐いて

身体に潜める子供を
いつの時代も乗り越えて
新しくなった機体も
寂れて色が変わっただけ
秘密をばらす体力も
あと僅かかもなんて

平べったい場所で
横になって眠りたい
ゴツゴツした路地を
通り抜けて疲れたの
衛生上のこととかもう
どうでもいいから
暖かな風だけが吹く
国まで連れてって

あなたの子供が見たい
嘘をつくための想像
はっきり覚えてないけど
いつか口にしていたそう
激しい嵐に見舞われて
笑いそうな口元

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