【爆走】ティラノサウルスレース出場レポート🦖
恐竜が好きだ。
中生代の三畳紀後期から白亜紀までの地球上に栄えた陸生の絶滅爬虫類は、そのロマンで人類を魅了してきた。
もちろん、わたしも魅了された人類の1人。
恐竜の魅力は、でかくてかっこいいところ。
そんな恐竜の気分を令和の時代に味わえる方法がある。
ティラノサウルスレースだ。
今回は実際にティラノサウルスレースに参加したので、事の顛末をここに復命します。
①エントリー編
まずはじめに開催されているティラノサウルスレースついて調べ、参加エントリーをした。
ティラノサウルスレースに興味がある人類は少なくないみたいで、レースは全国各地で毎月行われているし、開催日程や場所をまとめたサイトまである。
親切な人類がいたもんだ。
私はここから参加できるレースを選び、エントリーした。
私が選んだのはこちら
URLから参加応募フォームに飛ぶことができ、簡単な必要事項を入力することですぐにエントリーできた。
今回は一緒にレースに出てくれるという稀有な後輩成獣と、2匹でかますことになった。
②準備編
エントリーできたら、次は準備。
ここが注意しておきたいポイントともいえるが、ティラノサウルスレースは着ぐるみが自前、つまり自前ティラノである可能性がある。
どのティラノを纏うかはそれぞれに任されているが、運営が参考に示してくれているティラノがあり、初心者にもわかりやすいところはよかった。
課題があるとすればこの価格かもしれない。
この価格設定をどう捉えるかは人類それぞれの価値観によると思うが、複数回レースに出る可能性や、忘新年会等で利用する可能性があるなら、キョリュパ(恐竜コストパフォーマンス)は決して低くないと思う。
私はきっとあれば何かと使うし、欲しかったブルーのティラノが残り2点!と表示されていて焦燥感に駆られたこともあり、秒でポチった。
外袋から出してみるとこんな感じ。
着てみて感じたよい点と課題点は以下のとおり。
レースという観点では、足下がほぼ見えず走りにくいところが1番の課題と考えられる。
そのため、準備として練習をしておくのがよいと感じた。
またその際、レースでは速さでの1番に走りたいのか、それとも笑いに走りたいのかという方向性も決めておくといいと思う。
ちなみに私は体育の5段階評価で「3」までしか取ったことがないので、笑いに走ることにした。
速さも頑張れるだけはやってみるね。
さあ、後は本番を待つのみ。
楽しみすぎて夜しか眠れなかった。
③参加編
いよいよ当日。
今回の会場は藤枝駅すぐそばのBivi(ビビ)というところ。
駅のすぐそばでアクセスはよかった。
当日のタイムスケジュールはこんな感じ。
順次受付はしてくれたが、12時ギリギリまでティラノを装着している人はほぼいなかった。
前述のとおり着ているだけでかなり暑く体力を消耗するため、ギリのギリまでの温存を狙った戦略かもしれない。
12時になり、まずはラジオ体操からスタート。
このあと全員で、一旦記念撮影をした。
そしていよいよレース開始。
レースは大きく分けて3つに分かれており、
・幼獣の部
・成獣女子の部
・成獣男子の部
という感じだった。
驚いたのは成獣女子の多さ。
それぞれ8〜9匹ずつでのレースで、幼獣と成獣男子は1~2レースであったのに対して、成獣女子は4レースほどあった。
つまりざっくり考えても
成獣女子は30匹以上いたことになる。
ティラノレースに出たがる成人女性が私達以外にいるとは思えず、最悪藤枝まで行って後輩とタイマンかもなと思っていたので、この事実は私にとって意外だった。
かわいさの化身、幼獣の部が終わりまず私から出走。
結果は3位でした。
笑いのことを考える余裕がなく面白みに欠け、かといって早い訳でもないという、1番つまらない感じになってしまった。
全力疾走したけれども、「こんなことでアキレス腱を切るなどのことがあってはいけない」という自制心のようなものもあった気がする。
まあ頑張ったのでよしです!
続いて後輩成獣。
言いそびれていたが後輩成獣はスポーツ万能なので、
余力を残しての堂々1位フィニッシュだった。
(このあと人類の群れにそのまま突っ込んでたけど)
ちなみに各レースの1位には、景品として恐竜のおもちゃが贈呈された。
これを手にしていることにより子供達から羨望の眼差しを向けられるという副次的な効果もあったので、
今後レースに出る人には1位を目指すモチベーションにしてほしいなと思う。
そんなこんなでレースは終了。
最後にみんなで行進パレードを行い、イベントは終了した。
④番外編 必要経費について
いいかんじにまとめたとこ現実に戻して申し訳ないが、ここまで読んでくれた勘のいい人類の皆さんには気になることがあると思う。
それはこのレースに係る全体経費だ。
レースへの参加をおすすめしようとするときに、憚られる点があるとすればここかもしれない。
かかった費用をざっくりあげてみるとこんな感じ。
乗り合わせでいったりしたし、ちょっとボカしてるとこもあるのであれだが、普段クレカの明細とか見ないタイプなので列挙したらちょっと目に沁みた。
まあでも、こういうのは思い出だからさ。
思い出はプライスレスだから。
一緒に出てくれたり、応援に来てくれたりした人々(獣々)には悪いなと思ってます。
本当に、重ねて!ありがとうございました!
⑤まとめ
長きにわたる恐竜や人類の歴史と比べれば私はちっぽけな存在だが、生きているとそれなりに嫌なこともある。
だけどティラノサウルスとして大地を駆けているそのときは、嫌なことを忘れられる気がした。
叶うなら、いつだって
「🦖🦖⭐︎ティラノだからわかんないもーん⭐︎🦖🦖」
みたいな感じで嫌なこと踏み散らして逃げたい。
でも、いつもはできないから。
みなさんもティラノサウルスレースに参加しませんか?
おまけ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?