【超過酷】素人が100km走ってみた!!【走行編】
皆さんこんにちは
Heekunです。
昨年、2019年の超長期連休であったゴールデンウィークを利用して
素人が完全プライベート(大会などではなく)で一人で100km走ってみたことを記事にしてみます。
当時の僕は、週に合計10kmも走らないような運動量で
ランニングより筋トレ、それも上半身の筋トレをメインに行っていました。
そんな人間が、いきなり100km走ったらどうなるのか。
そう疑問に思い、せっかくなので平成最後の思い出作りとして
ゴールデンウィーク10連休を利用して走ってみることにしました。
経路は
名古屋城を出発して
・JRの尾張一宮駅(愛知県)
・大垣市役所(岐阜県)
・JRの関ヶ原駅(岐阜県)
・JRの米原駅(滋賀県)
・彦根城(滋賀県)
をチェックポイントとし
ゴールの滋賀県長浜市(僕の祖父母の家)
を目指すというものです。
今回は【走行編】と題して
スタートからゴールまでの出来事などの記録を書いていきます。
よければ、動画も見てみてください。
100km走っている間に食べたものや飲んだもの等の記録はこちらにございます。
宜しければこちらもお読みください。
100km走った際の服装や装備、持ち物等はこちらにございます。
宜しければこちらもお読みください。
それではご覧ください。
【1】2019/04/27 19:00 名古屋城からスタート!!
日が落ち、薄暗くなった19時頃、名古屋城を出発しました。
ここから始まる地獄に、この時の僕はまだ気づいていませんでした。
【2】2019/04/27 22:00 21km地点 JR尾張一宮駅到着
(動画の切り取りのため画像粗いです。すいません。)
【0km~21km】
7'00"/km~8'00"/km
(歩いた時 11'00"km~12'00"/km)
ここまでの道のりで道を間違えて余分に3kmほど走りました。
ペースを遅めに設定していた甲斐もあって
身体への痛みなどは特になく、ここまで気持ちよく走れました。
ここで食事休憩として
20分ほど休憩しました。
【3】2019/04/28 1:15 41km地点 大垣市役所到着
(動画の切り取りのため画像粗いです。すいません。)
【21km~41km】
7'30"/km~9'00"/km
(歩いた時 11'00"km~12'00"/km)
当時の僕の最大走行距離は30kmだったため
ここからは未体験の世界です。
筋肉痛が出始め、ペースが落ち始めたので
ここでロキソニン(痛み止め)を摂取。
ロキソニンが効き始めるまで15分ほど休憩しました。
【4】2019/04/28 3:35 55km地点 JR関ヶ原駅到着
【41km~55km】
7'00"/km~8'40"/km
(歩いた時 11'00"km~12'00"/km)
ここで10分ほど休憩をしました。
ロキソニンの効果もあり、ペースも戻ってきました。
しかし、ここから僕のメンタルブレイクが始まりました。
◇理由◇
・建物が少なくなる
・交通量が減る
・イヤホンの充電切れ
・寒い
山道になってきて、建物や車が少なくなり
「人」というものを感じられなくなる。
そして、Bluetoothイヤホンの充電切れによる無音。
これらにより、急な孤独感に襲われました。
さらに、そこに「寒さ」が追い打ちをかけてきます。
この時間帯、場所はかなり精神力を試されました。
この100kmランニングで感じたことが一つあります。
「コンビニの有難さ」です。
コンビニの明かりは本当にありがたく
従業員さんを見つけ、「人がいる!」と感動し
そこで買った缶コーヒーの温かさは、僕の活力となっていました。
コンビニの従業員さん、夜遅くまで本当にありがとうございます。
【5】2019/04/28 4:30 60km地点 日の出
【55km~60km】
7'00"/km~8'40"/km
(歩いた時 11'00"km~12'00"/km)
日が出てきました。
「暖かい…頑張ろう。」
メンタルブレイクが少し和らぎました。
コンビニと同じくらい
「太陽の有難さ」を感じた瞬間です。
【6】2019/04/28 6:15 68km地点 JR醒ヶ井駅到着
【60km~68km】
7'40"/km~9'40"/km
(歩いた時 11'00"km~12'00"/km)
完全に夜が明けました。
再び筋肉痛が出始め、ペースが落ち始めました。
再度ロキソニン(痛み止め)を摂取し
ロキソニンが効き始めるまで15分ほど休憩しましたが
一向に効き始める気配がなかったため走り始めました。
ここから走ってるのか歩いてるのかよくわからないペースになっていきます。
【7】2019/04/28 7:40 75km地点 JR米原駅到着
【68km~75km】
9'00"/km~10'00"/km
(歩いた時 12'00"km~13'00"/km)
やはり、ロキソニンは効きません。
もう既に、走れなくなっていました。
このあたりから
右足の足首を曲げると激しい痛みに襲われるため
右足は引きずりながら進みました。
【8】2019/04/28 8:45 81km地点 彦根城到着
【75km~81km】
10'00"/km~12'30"/km
彦根城に到着しました。
彦根城の門までいくつもりでしたが
限界も超えており、手前で断念しました。
予定ではここで1時間ほどの休憩(朝食や仮眠)つもりでしたが
予定より40分ほど遅れており、不思議と眠気もなかったため
10分だけ休憩しました。
その際、13時間以上ぶりに靴を脱いでみると
右足の足首が腫れ上がっていました。
足首に大福付けてんのかってくらい腫れ上がっていました。
通りで足首を曲げられないわけです。
曲げれば激痛です。
再び靴を履こうとすると
激痛が右足を襲います。
もう地獄です。
裸足で進むわけにもいかないので
気合で履きました。
再び走り、いや、歩き始めました。
【9】2019/04/28 11:20 90km地点 琵琶湖のどこか
【81km~90km】
11'00"/km~13'00"/km
このあたりでは
100m進む度に少し休憩
を繰り返していました。
右足の足首を庇いすぎた結果
右足の脛、両膝にも激痛がはしるようになっていました。
さらに「暑さ」が厄介でした。
この「暑さ」が体力と気力を奪っていきました。
【10】2019/04/28 13:20 100km到達!!
【90km~100km】
11'30"/km~13'00"/km
ついにゴール!!
100km到達です。
ここまで本当に長かった…
途中、何度も「諦めよう」と思いましたが
「ここまで来たんだ。続けなきゃ!!」と自分を奮い立たせ
ついに100kmを走りきることができました。
【感想・まとめ】
平成も終わるし、自分の中で何か残したいなと思い、やってみたこの100kmランニング。
結果、足首・脛・膝が爆発しそうな痛み襲われ
もう二度とやりたくないなと思いましたが
今では、いい思い出で、またやってみたいなと思っています。
ただ、どの際は、ランニングの知り合いや友達と一緒に走りたいです。
◇まとめ◇
・100km走るのは辛い
・1人で100km走るのさらに辛い
・夜中の寒さ、日中の暑さの寒暖差が辛い
・とにかく辛い
・下半身がボロボロになる
・「コンビニ」と「太陽」は有難い
【余談1】100km到達したけど…
100kmには到達しました。
が、僕の目標地点はあくまでも
「祖父母の家」です。
しかし、100km地点のそこは
謎の田んぼ道でした。
ここから約2km先に祖父母の家はありました。
この時の2kmが、僕の今までの人生で一番長く感じる2kmでした。
2時間かけて2km先の祖父母の家に着きました。
そして
バナナを4本食べ、シャワーを浴び
倒れるように寝ました。
(15:47:13 時間 というのは休憩・信号待ちなどを除いた時間です。)
【余談2】素人が100km走ってみたら体にある変化が…
めっちゃ外ハネしました。