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為替のスキャルピングに特化した本です。 上手な人が何人もオススメしていたので読んでみました。デイ以下の時間軸の本は初めてかも。あまりに短い保有期間、「撃つ(打つ)」などの用語が新鮮でした🔫 スキャルピングについて トレードあれこれ ・参加者が多い=効率化された市場(歪みが少ない) ・順張りの利益確定ポイントが、逆張りのエントリポイント ・ストップに向かう動きを取る ・節目の攻防が重要 ・プライスアクションの判断方法は1つではない (ティックチャート、パネルの数字、
・トレードで知っておくべきポイントが網羅されてる ・時間軸は短期がメイン ・文章が簡潔 とくに3つ目。 トレード系の翻訳本は、分かりにくい日本語で何度も同じことが書いてあるものが多いのですが、こちらの本は受験の参考書みたいに情報がデザインされていて、とにかく読みやすいです。 現在、KindleUnlimitedに入ってます。 第4章 プライスアクションチャートではなく、動いている数字を眺める方法。時間軸は短期 第5章 マーケットの時間帯為替について。 株価指数について
チャートのテクニカル分析を解説した2冊を紹介します。 (指数のみ、個別銘柄への言及は省略) 出来高・価格分析の完全ガイド出来高でチャートを読む手法。 ピボットハイ/ピボットローの説明も出てくるが、よく分からなかった、、 基本的には以下の2点に集約される気がする。 1)出来高が大きいものに注意を向ける 2)出来高は相対的なもの ロウソク足 ▶️ 上ヒゲ、下ヒゲ 出来高が多い:トレンド転換 出来高が少ない:試し? 高値圏での下ヒゲは「首吊り線」になることもあるの
『ブラックスワン』『反脆弱性』から続くシリーズ。リスクテイクと、職人にまつわる箇所を重点的にまとめました。 リスクテイク 映画「マトリックス」のような精巧な仮想現実で時間を過ごしたとしても、それらは本当の経験とはいえないという箇所。ジョセフ・キャンベル(「神話の力」「千の顔をもつ英雄」)も、似たようなことを書いているような気がする。 人生が停滞する原因は、リスクを取らず、安全な道を選んでいることが原因ではないのか? 職人と技術職人というものは、仕事の対価である金銭は二の
「デイトレード」は教科書的な本として広く紹介されている。 表紙(装丁、タイトル文字)のイメージから、少なくとも50年は読み継がれている名著と思い込んでいたが、よく見たら2002年刊行、著者のトレード歴12年と書いてあったので驚いた。 内容的に買って損はないとは思うが この本がロングセラーになっているのは、表紙の力が8割だと思う。守先正さん(モリサキデザイン)のグラフィックデザインが本当に格好いい。 ・テクニカル分析(チャート) ・2日〜2週間の短期 ・個別株 著
著者はテクニカル・トレーダーで、商品先物のスイングが専門ですが、Tボンド、S&Pなど指数も登場します。 第13章 マネーマネジメント(資金管理) 第14章 50年のトレード経験から得た教訓 (追記) ・短期トレードの期間 →2〜5日 ・1998年までの検証では、ゴールドを買うのは金曜日が最適 ・大豆、小麦は水曜日に上昇する傾向がある 第13章 マネーマネジメント 著者が1987年にトレードの大会で優勝したとき「ケリーの公式」(システムの勝率とペイオフレシオから投資額を決
ポーカー指南の本です。 こちらで「ティルト」という概念を知ってからは、トレードしてるとき 「あ、いまティルトしてるぞ」 と捉えることができるようになり、冷静さを取り戻しやすくなった気がします。回りくどい言い回しが多く日本語としては読みにくいのですが、内容はとても参考になります。 ▶️ 上達のプロセスは「尺取り虫」のような動きになる ▶️ プロは見えている景色が違う ▶️ 技術レベルが「無意識的有能」に届いていれば、 ティルトしてても自動的にプレイできる(自転車に乗るの
700ページほどの書籍なので、かなり分量があります。翻訳が微妙な箇所も多いのですが、書いてあることは伝わってくるので咀嚼して読む感じです。 記事では、個人的に役に立っているところだけ抜粋して、最後に章ごとの紹介を簡単に記録しました。 ストライクゾーン得意なパターン/時間帯/銘柄が決まっているのに よそ見をしたり、思いつきで新しいアイデアを試してしまうとアホな失敗をする。 得意コースの範囲内であればリカバリー出来るのに、ニッチの外だとどう動いて良いか分からず、ただガチャガ
1、その分野に対する強い関心と思い入れ 2、高いパフォーマンスを上げるんだという強い願望 3、それに必要な努力と時間を惜しみなく投入すること 第2章 トレーディングのニッチを見つける ある研修医が、患者の家族の話にずっと付き合ってしまい、外科診察の予定をすっぽかしてしまったエピソード。彼女の適性は精神科や緩和ケアなどであったため、このようなことが起きたのである。 トレードの一貫性のなさについても、同じようなことが言える。 保身を嫌う人が両建てにストレスを感じるなど、その人
先生として登場する「金持ちトレーダー」は指値のみで取引をするスタイルで、ザラ場でもパソコン画面を見ていない。アドバイスを受ける「新人トレーダー」は、以下のスタイルの投資家を目指している。 ・持ち越しあり(スイング or 長期) ・個別株 ・トレンド追従型 ポジションと勝率 ・1%のリスク:3%のリターンはであれば、非常に良い取引。 33%の勝率でも利益が出るし、25%の確率でもトントンになる。 ・本当にベストのタイミングであるなら、フルサイズで取引すれば良い。しかし、
投資関連の本で、とくに技術よりも心理面にフォーカスしたものは似たようなことが書かれているが、それぞれに著者の個性が出ており読み物としても面白い。 「ルール」ラリー・ハイト(Larry Hite) トレードや投資で35年以上も成功した経験があり、ウォール街で高く評価されている富豪の1人。『マーケットの魔術師』でも取り上げられている人物。 ・彼は失読症(ディスレクシア)であり、子供のころからパッとしないタイプだったため「失敗に慣れている」ことが成功の秘訣だと語っている。 ・読
著者のブレット・スティンバーガー氏は現役の精神科医で、トレーダーでもある。彼のクライアントは、普段はハードなスケジュールをこなしているが、何かの問題が起きて困っている人々で、彼らのための短期セラピーが専門である。 本書の中で最も強く印象に残ったのは以下の2カ所だが、500ページ全体としても得るものが多く、「負けるのは本当はそうしたいのだ」というような、精神分析にありがちな〈解釈〉ではない、状況の捉え方、解決策などが書かれていて、投資+心理の本の中では一番好きかもしれない
「そのように行動したいと感じることは自然」「事実を認識できない」と実験の例を並べつつ、それが投資の世界ではマイナスの結果につながっていることが説明されています。投資心理を解説した本です。 ダニエル・カーネマンとかを読んだことのある人は、既に知っている内容も多いかも。 各章の終わりに要点がまとめられています。 認知パターン 人間の考え方にはクセがある。例えば 公平な情報を与えられても、現在の選択を「正しい」と信じる気持ちが強くなるだけ。自分が選んだものは、選ばなかった
「史上最大のボロ儲け」 リーマンショックが題材の映画は「マネーショート」が有名ですが (原作:「世紀の空売り」マイケル・ルイス) この作品には登場しない人物に、ジョン・ポールソンという人がいます。 彼もリーマンショックで有名になった人物です ▶️ 彼はCDSを売っている会社(ベア・スターンズやリーマン・ブラザーズ)に対するCDSを購入した。破綻する方にかけた債務1億ドル分のCDSが20万ドル、これは0.5%よりも少ない価格である。 ▶️ このような具体的な事例を調べ