「身体はトラウマを記録する」 ベッセル・ヴァン・デア・コーク
「トラウマ」に由来する症状と「内面の虚しさ」を区別しているところが、本書の大きな特徴です。
精神科医である著者が30年間で行ってきた研究と多くの実例。全580ページのうち後半(第5部)はすべて治療についての記述になっている。
巻末に収録された索引/原注が分厚い(80ページ)
第1部 トラウマの再発見第3部 子供たちの心解離———知っていながら知らずにいる
トラウマの治療において、治療者が患者のトラウマの詳細を知ることは重要ではなく、患者自身が自分の感じているものを感じ、