日本で「テタレ」を楽しむ
普段コーヒーのことばかり呟きますが、TEAだって飲みます。中国にいたときは週末の朝にローカルなお茶の店の店先に座り込んで下手な中国語の練習をさせてもらうのが楽しみだったし、アッサムティーをミルク濃い目にミルクティーするのも随分習慣にしました(そういえば日本茶は特に自分で買うようなことはない!💦)。
さてさて「テタレ」。
練乳で甘くするのはコピと同じですが、独特であるのはパフォーマンスですね。何度も上下で入れ替えることで空気に触れさせ味をまろやかにさせ、飲みやすくするために冷ます(なにしろ南国ですし!)。コピはどうしても豆の特性なりSPECIALTY COFFEE とは淹れ方が根本的に違うことから別の飲み物になってしまうのですが、テタレはもっと自然に「ああ、おいしい!」って思えます。ほんと、このまろやかさがしみじみと伝わってきます。
コピは海南から来た人が広めたのですが、テタレは原型は「南インド」のチャイでしょう。
パフォーマンスはほぼ同じでも、チャイはスパイスが入るのに対し、テタレは練乳で甘くする。練乳で甘くさせるのはコピと同じです。海南中国人のルートと、南インド人のルートが、同じ道に交わり、マレーシア全土に広まった!! 経緯は?順番は? 興味は尽きません。
コピは、日本でも、カヤトーストと一緒にもらえる店はあります。例えば丸の内のヤクンカヤトーストは、モーニングの時間帯であればセットで¥800。しかし、テタレは、まだまだ同じような対応はしてもらえないようです。別注文。例えば銀座のラサマレーシアは¥600. 渋谷のマレーアジアンクイジーンは¥550(料金比較は目的ではないです)。忙しいランチタイムの中ではパフォーマンス付きは難しいでしょうね。それならマレー風の「カフェ」は? 少しでも、日本の地でマレーシアの「日常感」が漂うと、かなり楽しいと思います。
そもそも、マレーシアのごく一般のコピティアムのテタレは、どんなお茶を使っているのでしょうか?去年ペナンに行ったときはまだ無知でした。銀座のラサマレーシアでは「BOH」を使われているとのこと。マレーシアはIPOHから少しの距離にあるCAMERON HIGHLANDにあるかなり高名な生産者さんです。そうだ!10月にマレーシアに行くときに、行ってみなきゃあ!畑訪問は3つほどコースがあるそうです。随分丁寧に教えてもらえました。
後日となりますが報告しますね。
その前に、自分でも淹れてみます。AMAZON価格¥1,634(150g)。BOHさん、地元向けには違うように思いますが、ネット販売なりお土産用には、おしゃれにしたフレイバーティーが主流のようです。ティーバッグ仕様。たぶん下記の缶入りがそれでも一番のお得だと思います。葉っぱはアッサム種。私の認識ではミルクティーに一番合うので、これが一番です。
さあ、練乳も調達して、パフォーマンスも習得して、自分でもテタレ作ってみますぜ!
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