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実は意外と盲点?「防災」と「下着」について考える

皆さんは防災バッグに下着を入れていますか?

1/17は『防災とボランティアの日』ということで、防災について考えたり、備えたりする機会も増えると思います。
防災グッズの話もよく出ますが、意外にも下着は意識が向いていないという声を聞きます。

今回は、女性下着メーカー・HEAVEN Japanがお送りする「防災」と「下着」についてのお話です。


アンケートにて防災の備えについて聞いてみました

まず361名の方に、ふだんの防災の備えについてアンケートを行いました。(集計期間:2021年12月21日~12月26日)


①防災バッグを常備していますか?また、その中に下着を入れていますか?

アンケートでは、約50%近くの人は防災バッグを常備していない37%の人は常備しているけど、下着は入れていないという結果になりました。


②防災バッグを常備していない理由、防災バッグに下着を入れていない理由は?

アンケートにいただいた中から、一部をご紹介します。

・用意しないと…とは思っているものの、なかなかできていない
・何を用意したら良いのか分からない
・災害少ない地域にいるので実感がない
・下着のことまで頭に回っていなかった
・食料品を優先していたため
・救援物資で何とかなると思ってたから

たくさんのコメントを頂きましたが、上記6つに大きく分かれていました。

防災バッグと聞くと、ニュースでもよく話題になるということですぐに思い浮かぶのは食料品などですが、それに比べると下着は忘れがち。


「今回のアンケートで言われて、下着が必要だと気づいた」というコメントも多くあり、ふだん身に着けているから、当たり前すぎて、意外と盲点だということが考えられます。

救援物資で下着を送ることもありますが、救援物資で送る必要があるということは、それだけ下着を用意していない人が多いとも考えられます。


③防災バッグに入れているもの・被災した時に役立ったアイテム

防災バッグを常備している方、また被災された方に役立ったアイテムについてお聞きしました。

□免許証と保険証のコピー
□スマートフォン(携帯電話)
□モバイルバッテリー、乾電池
□ラジオ
□防水スマホカバー
□緊急連絡先メモ
□地図
□家族の写真
□メガネ、コンタクトレンズ
□薬
□マスク
□抗菌シート、消毒液
□非常食
□水
□防寒具
□ブラトップ・下着
□体のラインが出ないオーバーサイズの服
□スリッパ
□ラップ
□軍手(手袋)
□ライト(ヘッドライトだとなおよし)
□筆記用具(マジックペン)
□タオル
□水のいらないシャンプー
□歯磨きシート(マウスウォッシュ)
□汗拭きシート
□生理用品、おりものシート
□携帯トイレ
□ブランケット、コンパクトな寝袋
□電源タップ

被災したら電気が使えない、できるだけ電気を使わないようにすると考えた時に、緊急連絡先メモ、地図、身分証明書のコピー、家族の写真など、紙で持っておくのが大切だと分かる内容でした。

急に避難するとなったら、メガネやコンタクトレンズは忘れてしまう可能性があります。ですが人によっては、視界を確保するためにとても重要なアイテム。他にも、ふだんを服用されている場合は、そちらも自分で用意しておく必要があります。

現在の状況だと感染対策も必要になるので、マスクや抗菌シート、消毒液なども必需品になっています。

衣類に関しては、ブラトップ、パッド不要のノンワイヤーブラ、体のラインが出ない服を入れているというコメントがありました。
避難先では、着替える場所や干す場所に困る可能性があり、防犯面の理由から、デザインも黒やシンプルなものを用意しているとのことです。

アウトドアが趣味の方は、キャンプグッズを一通り用意しているというコメントも。
気候、住んでいる地域、家族構成など、その時の被災状況によって必要なアイテムは大きく変わると思いますが、こちらも参考にチェックしてみてください。


④防災に関する意識や考え・避難行動や避難所生活に関する体験談

ふだん、防災に関してどういったことを考えているのか、避難行動、避難所生活を体験して気づいたことなどをお聞きしました。

ナイトブラをつけるなど、夜中でも避難をしやすいようにしている。
就寝時でもブラジャーを着用するようになったし、寝間着にも気を遣うようになった。

地震は、夜中や早朝に発生することもあります。
つい先日、トンガの噴火による津波情報が発表されたのも、夜遅くのことでした。


社内スタッフの中でも、旅先のホテルで地震の揺れで目が覚めた経験がありました。
その時は大きな被害はなかったものの「目が覚めてすぐに避難しないといけない状況になったら…と考えた時、ナイトブラを着けて寝ていると安心感が増す」とのこと。

寝ている時のバストケアのために、ナイトブラを着けている方が増えていますが、緊急時は安心感が増すアイテムとしても役に立つと考えられます。


・実際に避難生活を強いられた友人は、シャンプーやハミガキ、下着や生理用品などが衛生面でも気持ちを保つためにも必要だったと話していた。
使い捨ての下着は便利だが、避難期間が長いと足りなくなる。支援で届くものはサイズが合わない。

避難生活となると、被災していてなおかつ、慣れない環境で過ごすことになります。
ゆえに、衛生面だけでなく”気持ちを保つため”に、自分が使い慣れているものを入れておくのは重要です。

下着は素材もですが、サイズが合わないと着用感が悪くなってストレスになります。
また大きいサイズの下着は、救援物資では入っていないことが多いです。自分の体に合った下着を用意しておくことが大切です。


・避難所を運営する側として、必要最低限のものは常に準備して欲しいです。ホテル感覚で手ぶらで避難される方が結構いらっしゃるので、せめて1食分の飲食と防寒だけは困らないようにして欲しいです。

・被災地へのボランティアへ行った際、普段の生活での当たり前の事やモノが手に入らなかったり使用できなかったりで、大変な場面を見かけたりしたので、災害が起きた時に支援を待つのではなく、短期間でも自分たちだけでどうにかできるようにと思い、普段から備えています。

避難所を運営する方、ボランティア経験者の方からもコメントを頂きました。とても有益なアドバイスで非常に参考になるものでした。

防災バッグを常備していない理由の中で「救援物資でどうにかなると思ったから」というコメントもありました。

しかし、被災状況によっては救援物資がなかなか届かないこともありますし、届いたとしても、先ほどあったようにサイズが合わないなど、使えない可能性があります。

とにかく短期間だけでも、自分で用意できるものは用意しておくことが大切です。


下着屋さんとして、私たちにできること。

今回のアンケートより、
・防災バッグを常備していない
・防災バッグに下着を入れることは考えていなかった

という人が多いことが分かりました。

女性下着メーカー・HEAVEN Japanでは、ふだんの防災意識を高め、忘れたころにやってくる自然災害への備えをしてほしいという想いから、1/17の「防災とボランティアの日」に合わせて、記事とコンテンツページを掲載しました。

コットン下着セット⇒https://www.wakinikucatcher.jp/c/item/3082set

社内スタッフで話していく中、HEAVEN Japanの下着では『夜寄るブラコットン』『やわぴたコットンショーツ』を防災下着に入れておくと良いのでは?という意見がありました。

寝ている時に着用できるので、急に地震が来て避難する状況になっても、すぐに動ける
②薄くて軽いので、コンパクトにまとめて防災バッグに入れられる
③夜寄るブラコットンは、B65~K90サイズまで対応。防災用の下着として持っておくと、安心感が増します。

肌にやさしい綿混素材のナイトブラと、柔らかく締め付けが少ないショーツ。黒にシンプルなデザインだから、あまり目立たないのもメリットです。

アンケートのコメントにもあったように、衛生面・気持ちという面で、ブラジャーとショーツは複数枚持っておくと安心です。


アンケートの中で「防災グッズで今まで下着のことを考えたことがなかったので、このアンケートを機に見直そうと思った」というコメントがありました。

このアンケートや企画を通じて「確かに被災した時に下着は必要だな」と気づいてもらう、意識してもらえたらと思います。

自然災害は忘れたころにやってきます。常日頃からの防災意識を。


「防災」と「下着」
コンテンツページはコチラ

https://www.wakinikucatcher.jp/f/bousai



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