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#物書き蛮族
このパルプがアツい!-THE OUTSTANDING PULP PICK UP-
4年目の今年も言葉の弾丸が風を切る!秋の最強パルプスリンガー決定戦!1ケースのコロナを、無上の栄誉を求めて800字×3本のコースを駆け抜ける1年で1番激熱な月、いかがお過ごしでしょうか!
直木谷ヒトシです。逆噴射の戦場、PPU(パルプピックアップ)するくらい本腰で参戦できてるのは2年ぶりとなります。久しぶりにこの血湧き肉躍る論理の死闘に帰ってこれたことを嬉しく思います。メキシコよ!私は帰ってきた
安息日のバニー・ガイ
日曜午前の遊園地。
分かりやすくマスクと手袋をした着ぐるみの兎と鰐が、風船を配っている。
「ベータからガンマ、遊園地のバイトはどう?」
「こちらガンマ、大盛況さ」
「『チェスト』の様子は?」
「真面目にやってるね」
「ならよかったわ。それじゃ頑張って、バニー・ガイさん」
バニー・ガイ。悔しいが適切な喩えだ。
兎の着ぐるみを着たバツイチの誘拐現行犯、それが俺。
そして隣にいる『チェスト』は、密入国し
俺の家に聖火が一時的に安置されることになって半年が過ぎた。
俺の家に聖火が一時的に安置されることになって半年が過ぎた。
万全を期すとの名目の元に「各都道府県に聖火を分散配置する」とした奇策は、果たして正解だった。反五輪主義者(ファイアファイター)による押し込み消火、他県の保持者との軋轢による聖火炉破壊、あるいは花の水やりに伴う鎮火事故……とにかく、「聖火保持者」は残り7人まで減った。
「お世話様です、体育振興課の山崎です。」
県のオリンピック担当部署の方
#逆噴射小説大賞 二次選考結果
12月1日、午前2時41分。
あまりの寒さに目を覚まし、スマッホに手を伸ばす。noteにスキが複数件来ている。何事だ。覚束無い手つきでnoteを開くと、逆噴射小説大賞の2次選考結果が来ていた。
寒さに震えつつマガジンをスクロールする。
まず飛び込んできたのはこの作品だった。おお、これが来るか。ちょっと倫理観の箍を外して書いた甲斐があったというもの。
にしてもこれはどうしたことか。まさかの大