『甘やかし』と『本人の言葉を尊重すること』の線引き
朝起きるなり4歳の息子が「今日は疲れて幼稚園に行けそうにない」と言って来た。
色々考えた結果、その日はお休みすることに。
『おサボり』なのか『本当に疲れてしまった』のか、真相はわからない。どんなに深く聞いたところでその本当の答えが返ってくることはないだろう。
『甘やかし』と『本人の言葉を尊重すること』の線引きは難しい。けれどその日、その瞬間は1人の人間としてその言葉を信じてあげようと思えた。
大人だって疲れた動きたくないと思う日もある。
ましてやまだ4歳。
ひとつひとつが新しくて全部が刺激的で何やるにも一生懸命なんだよねきっと。
そんな日もある。
「わかった、今日はおやすみにしようね。」
と言うと、ホッと安心した顔をしてお気に入りのクマのぬいぐるみを抱きしめてソファに横になった。
そんな息子の姿を見て、私は穏やかな気持ちで自分に言い聞かせる。
『急がば回れ』