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読書感想文は嫌いでした

小中学生のときの夏休みの宿題に読書感想文はありませんでしたか?
私はそれが一番苦手でした。
本は読みます。でも感想文が書けない。いつも作文の半分は本のあらすじを書いていた様に思います。

そんな私がnoteで読書感想文を読む。
私は「読むこと」は好きなんですよね。
よくよく考えたら、noteには「読書感想文」を書くことを得意とする方が沢山いらっしゃる。私を含めてみんな何かの記事を読んで、触発されて何かの記事を書いている。そう思ったら、容易に感想文が書けそうな気がしてきました。

毎年話題になるノーベル文学賞。
私はこの賞の受賞に惹かれて、カズオ・イシグロの「日の名残り」を、アニー・エルノーの「シンプルな情熱」を読んだひとりです。

本の内容はさておき(未読の方は読んでみてください)今の私が書ける「読書感想文」は、審査員の方達は原文を読んだのか、翻訳を読んだのか?ということ。
どういうエントリーがなされていて、どの言語で読んで、翻訳ならどなたが翻訳されたのか?という、本の内容とはかけ離れたことに興味が湧きました。
そもそも、選考基準は…と、ここまで書いて気になったのでネット検索してみたら、ちゃんと取材している記者の方がいらっしゃいました。
やっぱりちゃんと取材されてるんですね。とても分かりやすく解説されてました。

選考の内容は50年は秘密だそうです。

これはわたし個人の率直な考えですが、選考委員の方達のプレッシャーとか、相当なものなのでは?と思いました。また、選考期間中は隔離でもされてるのか?とさえ思った程です。

でもそれだけ、それぞれの国で話題になる賞なのでしょうね。言い換えたら本のオリンピックでしょうか?
そう考えたら、とても素敵な賞だと思いませんか?
今年の日本代表はどんな作品なのか、それだけでも知りたいですよね。



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