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もう2021年がやってきた

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あけましておめでとうございます。

12月20日以来、年末の〆記事を書こうと思っていたのに、年を越してしまいました。
もう4日ですが、皆さんはどのような年末年始だったでしょうか?

新年を迎えて思うこと

私が記憶にある限りでは、1年前の新年とここまで違いのある1年はなかったんじゃないかなぁ。と思います。

個人的には、不登校になったとき、転校したとき、1人暮らしを始めたとき、社会人になったとき、とそれぞれ大きな節目はありました。

あえて挙げるならば、2011年の新年と2012年の新年はとても大きく違いました。(東日本大震災と大学入学、1人暮らしが重なった年でした)

しかし、それを上回るであろうほどの年が10年の時を越えて到来しました。
2020年を迎えた時には、まだ就労移行支援に通い出して間もなく、ただ漠然ともう1年も働いていない自分を責めていたように憶えています。

2021年を迎えた今、コロナウイルスが全世界を翻弄し、人々の暮らすスタイルの変化を大きく求められた1年を経て、私自身も就労移行支援に通い続け、就職活動をしています。

4月に在宅訓練が始まって、5月末にはメンタル不調で辞めようとも思いました。

6月の通所再開では、在宅組と通所組の間に溝ができ、雰囲気が分裂したときもありました。

秋には続々と就活ステージから卒業生が出て、開所メンバーが減っていく中、いつまでも古参として残る自分に価値を見出せなくなるときもありました。

結局、数字的結果だけを見てしまえば、通所日数こそ増えたものの、傷病手当は使い果たし、失業手当の期限もそろそろ迎えてしまいます。就職活動をして半年になりますが、内定はどこからも出ていません。

客観的に捉えれば、再うつになってもおかしくないような状況にも関わらず、私は私史上最高ともいえるレベルで前を向いています

それは、私が頑張っただけではなく、いやそれ以上に、この1年で出会い、お互いの話をして、価値観の違いを感じ合い、自己受容と他者受容の両軸で歩んできたからこそなのだと思います。

アメブロから始まり、noteに移ってきて、この活動を続けられるのも、読んでくれている人がいるから。

コロナ以前に、たくさんの苦しい思いをしてきたからこそ、今コロナで苦しい人や、心が不安定な人に共感し、少しでも未来を明るく感じるようにしてあげたい。そんなお手伝いがしたい。

こういった執筆活動だけでなく、就労移行支援センター内でも、新たなメンバーの受け入れ、後輩メンバーが少しでも気持ちが軽くなるようにと、スタッフさんに打診し、6日から動き出すプロジェクトがあります。

2018年の12月にパニック発作を発症したことを考えれば、2年かかりました。
しかし、以前の私では考えられないような性格になりました。
完璧主義で、生きるためにはお金が必要で、社会で認められるには正社員で働き続け、可能な限りマジョリティでいようとしていた私はもういません。

むしろ、マジョリティだろうが、マイノリティだろうが、「自分らしさ」とは何か、を追求し、模索し、トライ&エラーを繰り返し、人を傷つけ、傷つけられ、それでもなお生きようとする自分を認め、不完全だからこそ人間らしいことを改めて知り、他者の不確実性に対しても寛容になり、同時に自身の不確実性についても受容できるようになったような気がします。

この2年、色んな人が私を支え、無条件に見守り、応援してくれていました。

ゆえに、次は私が誰かを無条件に見守り、応援できる人になる

それが、私の2021年に具体的に行動する行動指針です。

社会の将来を不安に思い、他者に懐疑的になるのではなく、
身近な人から1人1人と向き合って、社会に希望を見出していきたい。

そして、不安でいっぱいの人々へ気づきを共有して、少しでも自分らしい人生を歩める伴走者になる。

論理的なんだか、情緒的なのか、よくわからん私ですが、
それもそれで私らしさということで、マイペースに更新していきたいと思います。

そして、今年の課題は「後追いしない」こと。
良いことや、良い人、成功体験など、後追いしたくなるようなことって日常にたくさん溢れているし、ついつい隣の芝生は青く見えることもあるけど、自分自身の評価軸を芯に持って、去っていってしまうものは後追いせず、新しいものがくることは素直に受け入れ、その時々を楽しんでいきたいと考えています。

所信表明演説のようになってしまいましたが、この1年で大きく変わったように、今思い描いている以上に不思議で面白い1年になっていくような気がします。
無理に抗わず、しかししなやかに、生きていこうと思います。

昨年から読んで下さっている方は、今年もよろしくお願いします。

そして、少しでも多くの人に読んで頂けるよう、可能な限り分かりやすく書いていきたいと思っています。

疾風 遥でした♪

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