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苦手を克服する
苦手な事、嫌いな事ってあると思います。
特にやった方が良い。やる必要があるのに苦手なこと。嫌いなこと。
それらを克服する方法を書いていきましょう。
トレーナーとして数多の運動嫌いを克服させてきた経験から、ほかの事にも転用できる考え方を書いていきます。
苦手な理由
これが分かると良いです。分からなければ苦手な理由を考えてみてください。できれば書き出して可視化してみましょう。
可視化できればそれに対応する対策を考えていきます。
苦手な理由、嫌いな理由を自分で理解できると解決の確立もグンと上がります。
苦手な事、できれば考えたくないですもんね。だからこそ、向かい合うことで今までの自分に差を付ける事ができます。ビビりながらでもいいです。やってみよう。
と、その前に。苦手なことができるようになったとして、克服のリスク(例えば克服までの時間)と、克服のリターン(例えば克服後の健康状態)を秤にかけて、克服するか放置するか決めておいても良いです。案外、克服した方がいいものってそう多くないものです。
さあ、克服するか決めましたか?苦手な理由は見えましたか?
では、実際に克服していきましょう。
環境を作る
克服には実際に嫌いに立ち向かう必要があります。
ですので、まずは「やる環境」を作りましょう。
どうしたってやるしかない環境に身を置きます。
例えば朝の運動。枕元に運動着を用意しておいて、起きたらまずその服に着替えます。
例えば朝食。前日のうちに朝食を作ってキッチンに置いておきます。忘れなければ冷蔵庫の中でもOK。
例えば読書。読書を妨げるものを排除します。それがスマホやタブレットならば、読書する部屋から追い出しておきます。
例えば掃除。定期的に人を家に招きます。嫌われたくない方をね。
これら環境作りは習慣化にも役立ちます。
得意か苦手かに関わらず、習慣化したいことがあれば強制力のある環境作りは効果抜群なのでおススメです。
始めは苦しくない程度に
苦手なことが苦手な理由ですが、辛いから。苦しいから。が上位に入るのではないでしょうか。誰でも苦しい事は苦手です。
また、完璧主義の方に多いですね。はじめから上手くやる必要はありません。とにかく気軽にやってみて、はじめは苦しくない程度にやりましょう。
ある意味努力禁止。
苦手なことでもこの程度なら出来る。というラインはあると思います。
まずはそこを目指して始めましょう。
読書したいけれど活字が苦手ならば、毎日1ページからでも結構です。または小説や雑誌など、興味のある分野の娯楽性の高い本から活字に慣れるのも効果的です。私は赤川次郎さんの小説が読書の入り口でした。懐かしい。
読むのが駄目ならオーディオブックという変化球もありますね。とにかく何でも試してみましょう。
繰り返し続けるうち、活字を読むのが当たり前になれば克服は近いです。
読書に限らず、やるのが当たり前。無意識に始めている。となったら克服したようなもの。繰り返すことで苦手意識は向こうからいなくなります。
自分の変化を認める
意外なことに自分が変化、上達している事に気付かない方がいらっしゃいます。もったいない。
ダイエットを頑張って体型が変化していても、それに気付かないと意味を感じませんよね。ところが気付かない。自分の変化を認めない方が少なからずいらっしゃいます。
過去と現在の写真を見比べて、体型が変化している事を認識しても「まだお尻が大きい」「ふくらはぎが細くなっていない」など、不足にしか目がいきません。
これは自分の努力を否定する行為です。がんばった自分がかわいそう。
まずは自分を認めてあげます。
数値化する
とはいえ、主観的に認められないものは仕方ありません。
なので、もっとドライに。好ましく変化したところだけを見ます。
数値化できるものが理想的ですね。数値は嘘をつかないので。
ウエストのサイズ。おやつを我慢した回数。
などなど、数値化できるものは記録しておくと、あとで見比べて自分の変化を可視化できます。
自分を認めなくても数字を認めましょう。
苦手克服において、自分の感覚よりも数値のほうが絶対的な指標となります。
普段、感覚を大切にと言い続けていますが、嫌いなことに対する感覚は鈍りがちですから。より感覚を信頼するためにも、はじめは数値を信頼しましょう。
最後に
最初に挙げて頂いた苦手な理由。ほとんどが今までの項目で解決できると思いますがいかがでしょうか。
特に「楽にできる範囲で」「強制力を持たせる」ことでほとんどの理由は無くなると思います。
苦手克服についてまとめていますが、これらの方法は習慣化する方法でもあります。
苦手なことでも習慣化されれば苦手意識は勝手に無くなります。歯を磨いたり顔を洗うのが苦痛ではないのと同じように、やり続けて当たり前になってしまえば苦手ではなくなります。
これらを試してそれでもダメだった場合、それが本当に必要なのかもう一度考えてください。また、徹底的に向いていない場合も考えられます。その時には思い切った方向転換も良いでしょう。
無理なものは無理。しかしそれは全く悪い事ではない。それで良いんじゃないかと思います。
今回はここまで。最後までお読み頂き有難うございました。
他に思いついたら随時追記していきます。