スパイスカレー なぜこんなに素晴らしい
皆さんこんにちは、リリーです!
私は今、自身2度目のカレーブームが巻き起こっているところなんです。
それも、どのカレーでも良いわけではなく、こういうジャンルが存在するんです。
”スパイスカレー”
もちろんカレーなので、基本はあの味なのですが、驚きの連続なのです。
カレーはインド料理が発祥ですが、まさか、和食と混ぜても美味しいカレーというのが存在したり、一体どうなっちゃってるの?と思うけど味に一体感があって、本当に美味しい。
知れば知るほど奥が深い、スパイスカレーです。
それでは、スパイスカレーの魅力をご紹介していきます!
スパイスカレーとは
香り・甘み・辛み・爽み(造語)・旨みを引き立たせて、複雑な味が広がるカレーです。
小麦粉は使用せず、玉ねぎなどの野菜と野菜から出る水分にパウダーをなじませます。
スパイスには2種類あり、”ホールスパイス”と”パウダースパイス”
簡単にいうと、
・ホールスパイスは一番はじめに入れるもので、油に香りを移す役割
(例)シナモンスティック、カルダモン、クローブ
・パウダースパイスは最後味付けに使うもの
(例)ターメリック、クミン、コリアンダー、レッドチリペッパー
専門店は、食材や季節によって、上記以外のスパイスも駆使してオンリーワンのカレーを作り上げています。
お店によっては、その日の仕入れた食材と天気によってレシピを日替わりで作るところもあり、バリエーションの多さと料理人の腕に脱帽です。
体にも良い
私がこのブログで紹介しているということは、そうです。
健康的なんです!
家庭で一般的な「ルーを溶かしたカレー」のイメージって、ガッツリで男性の食べ物?な感じがするし、色的にも黒茶色の食べ物って大体ヘルシーな感じはしないですよね。(パンとか焼きそばとか)
でもスパイスカレーは、毎日食べても大丈夫!
(私は最近一人で外食するときはいつもスパイスカレー巡りで、週3ペースです)
インド人でふくよかな方がいるのは、ナンの食べ過ぎだと思います、
一食で4枚いくらしいです笑
先ほど紹介したスパイス、それぞれ体に良い効能を持っています。
①シナモン
毛細血管を作り、全身の血液循環を改善させます。
冷え性の改善や、全身に酸素や栄養を届けてくれる効果もあります。
②カルダモン
抗ウィルス作用・免疫調整作用と今のコロナ対策にも持って来いですし、
ストレスを和らげるリラックス効果もあります。
③クローブ
肉の臭み消しでもありますが、私たちの体の痛みの鎮痛剤にもなります。
インドでは歯医者に行かないでクローブを噛んで治すこともあるそうです笑
④ターメリック
日本名はウコン。ウコンの根を粉にしたものです。
消化促進、肝機能促進、抗アレルギー作用、さらにはアンチエイジング効果があります。
⑤コリアンダー
パクチーを粉にしたもの。言い方が違うだけで以下は全て同じ植物を表します。
タイ語:パクチー
中国語:シャンツァイ(香草)
英語:コリアンダー
デトックス効果、LDL(悪玉コレステロール)の減少、血糖低下作用があります。
いつか、パクチーは野菜で一番健康・美容に良いと習ったことあるくらいなので、最強だと思います。
⑥クミン
香ばしさと淡い苦味を持ち、鶏肉や野菜と相性抜群です。
消化促進、LDL(悪玉コレステロール)の減少があります。
⑦レッドペッパー
香辛料で、辛さ調節はこのパウダーで行います。
辛いと発汗しますので、老廃物を外に排出できます。
私は辛いの本当に好きで、辛さ選べるときは大抵辛口を選びます。
どうですか? 良いことだらけじゃないですか!
ただ2つ気をつけたいのは塩加減と油の種類です。
・塩っ気が強すぎると内臓に良くないですし、むくみやすい体質になるのでほどほどにした方が良いです。
ただスパイスで多種の味が降りまざると味が満たされるので、塩っ気はそんなに要らなくなると思います。
・油はどれを使うかによって味方にも敵にもなり得ますので、十分に注意して選ぶ必要があります。
特にカレーは油がベースになりますので、必須ですし比較的多量使用します。
良くないのはサラダ油、私は絶対使わないです。
おすすめはオリーブオイル・米油・ココナッツ油・胡麻油です。
中でも胡麻油はスパイスの香りが油に移りやすいそうです。(テンパリングしやすい)
おすすめ名店
たくさんあるんですよ、本当に。
私は食べログに自分の行ったお店を記録して行くのですが、2021年7月11日現在44店行ったことになっています。
この中から今回は選出の4店をご紹介していきます!
●旧ヤム邸 シモキタ荘(下北沢)
3種あいがけ
大阪発祥で人気が出て、2017年に東京に進出しました。
(スパイスカレーの聖地は実は大阪なんですよね。いつか巡ります。)
なにこれ!?と良い意味で瞬きが止まらなかったカレーでした。
月替わりで3種類のカレーがメニューに乗ります。
私が頂いた日は、(簡略名)味噌鶏キーマ×ゴボウポークキーマ×竹の子キーマ
全てキーマなのですが、一つ一つの種類が個性的で、全部で14種の具材が具材がこもっています。
なのに全て合わせて食べても見事に調和、さらに添えられている出汁をかければ下北沢激戦のスープカレーにも生まれ変わる。
本当にオリジナリティが溢れていて、並んでも食べたいという気持ちがわかります。
店員さんの接客も神対応で、これぞまさに商売精神だと思いました。
ちなみに、ハウス食品とのコラボでレトルトカレーを作ったそうです。
私は家にストックしてあるのでいつか味見してみます。
お店は行列の日もあるので、並ぶのが嫌な時に良いですね。
●グッドラックカリー(恵比寿)
2種あいがけ 温玉・炙りチーズ・パクチーのせ
映えダントツ1位ですね。店内もカフェ仕様です。
こちらもその時によってメニューのカレー2種が変わります。
食べるカレーで色々な具材がルーに溶け込んでおり、さらに複雑なスパイスが包み込み最後まで食べ飽きません。
店内は10席と少なく、静かに食べれるのが好きです。
恵比寿駅から約10分歩きます。
●フィッシュ(新宿)
2種あいがけ
カレーのメインは肉か豆が多いのですが、こちらのお店は魚カレーの専門店。
魚×ココナッツカレー この組み合わせ最強です。
塩分控えめの優しい味、こういうのが食べたい時って良くあるんですよね。
一緒にキーマカレーも頂くことができるので、優しいフィッシュカレー×パンチのキーマでバランス◎
新宿中心地から少しはずれた所にあるので、混みすぎずゆっくり食べれて良いです。
店員さんも質問に答えてくださる方で勉強になりました。
●MANOS(西太子堂)
3種あいがけ
こちらは、1つ目に紹介した旧ヤム邸シモキタ壮出身のシェフが新しくオープンさせたお店です。
どうりで独特で素晴らしく美味しいカレーだと思いました。
ため息が出るほど感動だったのが、牛バラ肉吸いカレー。
和風の肉吸いとカレーがなぜこんなに完璧にマッチするのか。
出汁の深みとネギのアクセントが素晴らしかった。(まず思いつくのが神レベル)
三軒茶屋駅から10分弱歩いたところにあります。
まだ食べログレビューも件数少なく、知れ渡っていない様なので行くなら今のうちです。
今回はお店紹介していませんが、二子玉川にあるオクシモロンという整理券制&12時には1時間待ちの手強いお店のシェフが書いたレシピの本です。
つまりスパイスカレー最強
スパイスカレーは、お店ごとにレシピ・具材が様々な一方、基本の4種類のスパイスさえあれば家で作ることも可能な、幅が広い世界なんです。
今までに食べたことのない別ジャンルなので、ぜひ新しい健康的に食べられるグルメとして試して欲しいと思います。!
お店を訪れる際は、定休日や営業時間を十分にSNSやHPでリサーチすることをオススメします!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
リリー
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