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自分を心地良くさせてくれる習慣を増やす

普段、生活の中で何気なくとっている選択肢。習慣になっているのでいちいち「選択」している感覚はあまりないけれど、ふと考えてみるとどんな選択を取るかは人それぞれ。できるだけ自分の心と体が喜ぶことを習慣にしたい。そんなふうに考えて、今日は習慣について書いてみます。

自分の暮らしを振り返ると、自分にとっては当然でも、他の人はしないのかもと思うようなことはいろいろある。
例えば・・・
朝起きたらレモンを絞った白湯を飲む。駅で、エスカレーターと階段があったら階段を選ぶ。自分の好きな飲み物が入った水筒を持ち歩く。コンビニでおやつを買うなら添加物や砂糖が入っていないものを選ぶ。など。

心も体も心地よい時間を過ごすため、自分のためにベストな選択を取るようにしていたら、気づいたらそれが習慣になっていました。
過去の自分が地道に毎日選択を積み重ねてくれたからこその習慣なので、過去の自分に感謝だなと思います。

でもよく考えたら、消えていった習慣もある。
例えば、私には、会社帰りに一駅分余計に歩くということをしていた時期がありました。4ヶ月くらいは続いていたけれど、今はその習慣はすっかり無くなってしまった。

あとは、習慣にしたいなと思っていても、なかなか定着しないものもある。
私は胃が弱くて最近ではコーヒーが飲めなくなってしまったのだけど、カフェオレ好きの夫が食後にカフェオレを飲んでいるのを見ると、一緒にカフェオレが飲みたくなる。その解決策(?)として自分の体に合ったお茶(ハーブティとか)を飲む習慣を身につけたいのだけど、なかなか身につかない。

続いている習慣と続かない習慣、違いはなんだろうと考えた時、習慣を続けさせるには、この2つがポイントかもと気づきました。

  • その選択肢を取ることの意義を自分が心から感じていること

  • その選択肢が、自分にとって「容易に」取れる環境にいること

例えば会社帰りに余分に一駅歩いていた習慣。私は、その時間が好きで、とってもいい時間だなと感じていました。電車に乗る前に20分くらい余計に歩くことで、疲れていたとしても気分がリフレッシュされ、むしろなんだか活力が湧いてきて、今日もいい日だったなあ、とあったかい気持ちで家に向かうことができるのです。体力もつくし、一石二鳥。
でも、環境要因で、続かなかった。その習慣がなくなってしまった時期は、ちょうど会社で部署異動があった時期と重なっています。部署異動して残業が多くなったので、帰り道にそんな余暇を過ごす時間がなくなってしまったのです。

食後の飲み物の話でいうと、家にはたくさん紅茶やハーブティ、中国茶などが取り揃えてあって、環境的にはすぐにそれらが飲めるような状況です。でも続かないのは、きっと本当に好きな飲み物をまだ見つけられていないから。これが「飲みたい!」というものがそこまでないのです。
そんな中、美味しそうにカフェラテを飲む夫を見て、コーヒーが飲めない自分のことを思い出し、モヤモヤしてしまうのだろうなと思います。

習慣のいいところは、習慣になっていれば自然とのその選択肢を取るので、「迷わない」ところ。人間は、楽な方に流れやすいので、楽な方を選びたくなる。そこでいちいち、「楽な方を選ぼうかな?それとも楽じゃない方の選択肢をとってみようかな?」と迷うと、無駄に葛藤して苦しい。
習慣の力を借りて、自分が喜びそうな選択肢を取ることを日々の中で増やしていけるよう、自分から積極的に習慣づくりに意識を向けてみたいなと思う今日この頃です。

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