文学フリマ東京36お疲れさまでした。そして今回の発行物のコンセプト説明

 昨日は文学フリマ東京36でした。ご参加なさった皆さんお疲れさまでした。
 当サークルのブースに来てくださった皆さん、とりわけ発行物をご購入してくださったり差し入れくださった方々ありがとうございました!
 文学フリマに壁サークルという扱いが無いのは承知しているのですが、わたしもスペース折半してくれたフォロワーさんも壁サークルの概念がある側の者だったし、同じ並びにものすごく並ぶ人気サークルや憧れの出版社が居たので興奮しました!

 今回の新刊3種の狙いがそれぞれ違うのでご説明したいと思います。

①文芸アンソロジー パルフェ2号「柑」

 パルフェの狙いは「最強の人選による最強の文芸アンソロジー」です。
 二次創作時代からアンソロジー執筆者に呼んでくれないなら自分が主催して最強のアンソロジー作ってやんよという精神でアンソロジー作ってますが、パルフェはわたしの相互フォロー圏内で才能のある人々にお声がけをして作っています。
 それと、出版社から歌集を出されているプロの歌人の方をゲストとしてお招きして寄稿をお願いしています。お金があまりないのでゲスト枠はお一人呼ぶのが限度ですが。
 パルフェは年単位で在庫を抱える覚悟でオフセットで100部刷っています。締切に間に合う限りはタイトル箔押しもします。
 装画はオカユウリさんに継続的にお願いする前提で依頼しています。幸いにも意図を汲んでくださってシリーズとしての雰囲気を大切に描いてくださいました。

②ふわふわ短歌会 会報2023

 ふわふわ短歌会は会費も月詠もない、ゆるくてふわふわな短歌会という狙いで運営しています。唯一の活動が文学フリマ合わせで会報を出すことです。
 会報は1ページ目は短歌であれば掲載料無料、2ページ目から何書いても自由だけど1ページにつき掲載料500円分を頂くという方法で発行しています。この2ページ目からの掲載料が会費の代わりです。
 冊子はA5中綴じ、表紙イラストはshigureniのフリーイラストをお借りしています。

 可愛くてゆるいイラストがフリー素材として使えて助かります。
 印刷はオンデマンドで少部数、なるべく安く刷って安く頒布する方針です。

(現在ごく少部数しか残りがないので2023の販売リンクは貼りません)

③どこにでもあるチャイナタウン

 こちらはにゅう短歌賞の優秀作品歌集として発行したものです。作者はふくらはぎさん、わたしは賞の主催と装丁組版です。
 にゅう短歌賞についてはこちらをお読み頂ければ幸いです。

 印刷はオンデマンド、フリー素材を使っています。刷った歌集は作者の方にご希望の冊数進呈します。賞品として刷るついでに他の皆さんにもご購入頂けるという仕組みです。
 この運用モデルであれば個人主催でも実現可能です!短歌賞関係者の皆さんは見習ってね!


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