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日本のパンってすごい

日本を離れて約10年。

こちらでも美味しい食べ物はあるけれど、日本とは比べものになりません。日本料理はもちろん、日本で食べられる各国の料理、本当クオリティ高いです! 日本にいた時は当たり前だったことでも、離れてひしひし感じることってたくさんあります。「食」はそのひとつ。

私は食べることが大好きです。美味しい物のためなら多少遠くても出かけていくし、それなりの金額を出してもいいと思っています。

でも、ここではそう簡単にはいきません。私の食べたい物が買えない、、、ないんです! どうしても食べたいとなったら作るしかありません。

今までにいろいろ挑戦して作ってみましたが、一番苦戦したものが「日本のパン屋で買えるような食パン」です。

まずは日本のレシピを見て作ってみました。焼き立てはまぁいいんですが、翌日にはずっしりとした食感。小麦粉の種類が違うからかもしれません。

めげずに日本製のホームベーカリーを買ってみました。材料を入れるだけで、食べたいときに焼き上げてくれる最高の機械なんですが、何度違うレシピで挑戦しても納得できるパンはできませんでした。

もう自分では無理なのかもしれない、、、と諦め、正直忘れていたパンへの想い…ですが去年のコロナ流行り始め、時間がたっぷりあったので、もう一度パンを作ってみよう!と決意しました。

いろんな食パンのレシピを見ていて「湯種」というものを知りました。その製法で作るとモチモチ柔らかいパンになるそうです。 

作ってみた感想は…やったーーー!! でした笑

これが私の求めていた食パンでした。その後、私なりに少し改良したりして、今では完璧な「私好み」の食パンが完成しました。

日本を離れて良かったことのひとつが「やれば出来る、出来ないことはあまりない」を身にもって体験できていることです。

無いなら作ろう!と挑戦したものがまだまだあるので、追々記していきたいと思っています。

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