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夏バテと熱中症対策への全粒粉パンの効能

なかなかパン作りに厳しい季節になりました

暑さもさながら、湿度が高いことに四苦八苦

それはもう、ちょっとした油断が大事故(?)に繋がるスリリングな日々を送ってます笑笑

レシピ自体も変える事も多いですし、工程もかなり日によって違ってきます

それは完成図をイメージしながら、パズルをしてる感覚で

しかもピースそのものも、自分で形を変えなきゃいけない、みたいな感じで、頭はフル稼働、目はキョロキョロしっぱなし

いやー気が抜けない

でもね、それもほんと楽しいんです

パン屋はね、ドMじゃないと務まりません笑笑

実はこの2、3年、夏場、以前の様には汗をかけなくなってたり、食欲が落ちるのをかなりリアルに感じてたんです

今年の夏に向けて、実は少し前からちょっとそこの改善をテーマにしてました

この数日、ストーリーで紹介してましたが、クエン酸を溶かした水を1リットル飲んでるのもその一環なんです
→疲れず粉という商品名で販売されてるものをコープさんの安曇野の水に溶かしていただいてます
(合わせて一日のコスト75円くらいでお安いんです)

クエン酸って大事なんですよ

クエン酸は私たちの身体のエネルギー生成や疲労回復に重要な働きをしてます

炭水化物、タンパク質、脂肪は、私たちのエネルギー源となる栄養素ですが

それらを基に、クエン酸が関わる「クエン酸サイクル」という循環の中で作られる「ATP(アデノシン3リン酸!懐かしい〜)」が体内の細胞が活動するエネルギーとなります

このクエン酸サイクルがきちんと機能することで、肩こりや筋肉疲労の元となる疲労物質「乳酸」が分解されるため疲労回復にも効果があったり

そのほかにも、クエン酸の効用は
①ミネラルの吸収を助ける
②新陳代謝を活発にする
③活性酸素を攻撃する抗酸化物質の働きをたすける
などがあるそうです

暑いと味覚って変わります

それは汗と共に体から逃げていく成分を補おうとする、生きる力の現れに思うんです

だから暑さで食欲が落ちるというのは、ちょっと危険だなとも思ってました

適した食べ物を、きちんとした食べ方で戴くことを積み重ねないといけないなと思うんです

熱中症対策として、水分と共に挙げられるのは塩分の補給ですが

塩分はブドウ糖と共に摂る事で、吸収性が上がるそうです

また、熱中症に罹りやすい体質としてあげられるのは、胃腸の弱さですが

食物繊維の摂取が胃腸の状態を良くしてくれるのは、皆さんもご承知の通りです

夏バテに強い体づくりに有効な栄養分としてビタミンB1が挙げられます

ビタミンB1は糖質の代謝に必要な栄養素で、不足すると糖質から十分なエネルギーの産生ができず、疲労感や倦怠感などの症状があらわれるそうです

「塩分、ブドウ糖、食物繊維、ビタミンB1」

これらを効果的に美味しく摂る食べ物があります

それは、小麦全粒粉を多く使ったパンです

なので、夏バテ対策として、全粒粉をたくさん使ったメニューを推していきたいと思います

Twitterにも以下の通り書いたのです

健康への影響を考えて、食べる事を我慢しストレスを貯めるよりも

年と共に落ちた代謝能力を上げる工夫をとって、しっかり食べる方が真っ当な気がするのです

特にこの時期は熱中症のことを考慮すると、栄養不足はかなりビハインド

というわけで、代謝をあげる、がマイブームです

#新陳代謝

暑いなあと環境についてボヤくことも大切です

だけど、美味しく楽しく効果的な食べ物を戴いて、健やかで穏やかな体と心で、環境について考えた方が、いい案も浮かぶ

そう思いませんか?
#夏バテ
#熱中症
#クエン酸
#クエン酸サイクル
#全粒粉パン
#和歌山パン屋

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