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子供のごっこ遊び。一緒に楽しめてますか?

SNSでよく見かける話題の1つが
「子供とごっこ遊びするのが辛い。楽しくない。」という事。

これは保育士さんでもパパママでも同様にあるようで、ごっこ遊びに誘われるのが苦痛だと訴えている方が多いようです。気持ちは想像できない訳でもありません。なんせ子供は自由な発想で自由な設定を作って、その設定をこちらが理解している前提で、やってくれと要求してくるからです(笑)

かくいう我が家の息子も、これまで数多の架空の設定を作り上げて、人形や折り紙などを駆使してごっこ遊びをしてきました。

恐竜にハマっていた時は恐竜、動物にハマってる時は動物を使って、戦いが起きたり、お友達の設定で遊んだり、様々でした。ただ、これはあくまで普通の遊びです。動物と恐竜、架空のキャラ、海の生き物、人間など入り乱れて遊ぶときは、息子が誰が強いかを毎回設定して、戦わせてました。
先週はスピノサウルスが最強だったけど、昨日はゴリラが最強で、今日はタコが最強で、その最強の生き物に周りのキャラは負けなければならない。じゃなきゃ息子が楽しくないから(笑)

つまりは、息子が気に入ってる生き物やキャラが、周りの生き物やキャラを倒していくのが楽しいので、こちらは負けるキャラを演じるわけです。そうすると大変満足そうに遊んでいました。

ちなみに、私は息子とのごっこ遊びは大好きで、息子も楽しそうに遊んでいるので、苦手だとかやりたくないだとか、あまり思った事がありませんでした。しかし、我が家にも苦手な人がいたんです。それがママです。

息子はママとごっこ遊びをしている時は、一緒に遊んでいるのに「ねぇ、あそぼ―」と言っていました。ママからしたら、遊んでるのに遊ぼうってどういうこと?どうしたらいいの?と困惑したり不満に思ったりしていました。

しかし、まさにこのやり取りに
ごっこ遊びが楽しめない理由が隠れていたんです。

息子はママが遊んでくれているけど「遊ぼう」というのには、当然理由があったんです。「遊ぼう」というのは、言い換えたら、「遊んでくれてないから遊んで欲しい」という意味です。

もっと正確に書くとしたら「遊んでるのにママは楽しそうじゃないし、僕がして欲しい遊びをしてくれないからつまらない。僕のしたい遊びをママも一緒に楽しく遊ぼう。」と言いたかったんです。

お互いが不満を抱いていたら、楽しめすはずがないですよね。

ただ、まだ問題は残ります。ママはごっこ遊びが楽しくないんです。子供の自由な発想についていけないとか、やっても楽しくないとか、遊ぼうとか言われるから余計に楽しめなくなっていきます。

ですが、そもそもが楽しめていない理由も実は明確にあります。

それはズバリ
ママ(母親)として「楽しませてあげよう」というマインドセットができていないからです。

遊びの時間は、子供の自由な発想や設定も受け入れてあげて、子供の想像力や思考力、感情表現や楽しむ意欲を伸ばしてあげる機会にできたりします。子供を育ててあげようってマインドセットが出来ていると、上記のような事を大事にして、遊びの時間も教育の時間として過ごす事が出来ます。
そして、教育という面だけではなく、一緒にいる時間を大事にして、子供の気持ちを大切にしてあげる事で、信頼関係が作っていけるし、より期待される親になっていきます。そして、親の楽しみ方は子供とは違います。もちろん一緒に遊んで楽しいのはいいんですが、親は“自分が楽しむ”というより“子供が楽しんでいるのを見て楽しむ”という楽しみ方があります。自分が楽しいかどうかを基準にしてしまうと、楽しいわけがないんです。だってそもそも大人と子供ですもの。同じ目線に立って楽しいわけがないんですよね。

また、日々の忙しさに心を失っていくと、すべてが惰性になっていってしまいます。家の事もやらなきゃいけない事は多いから、ついついやらなきゃいけない事ばかりに気を奪われてしまい、子供との遊ぶ時間が「ついで」になってしまうんです。家庭環境や夫婦関係によって、心の余裕はそれぞれに違うとは思います。ですが、それは子供からしたら関係のない事だったりします。親の都合は子供には通用しないんですもの。
※夫婦関係や家族関係についてお困りでしたら、こちらも個別相談は受け付けています^^

結局は1つ1つの時間を大事にしないと、子供は不満を貯めて、ワガママをよりパワーアップさせながら大きくなっていってしまうものです。子供の事をないがしろにしていくと。。。

私を、僕を、かまえーーーー!!


と、不満を爆発させてしまうのです。
心の余裕を持っておく、作っておくのは大事ですよね。


さて、そういう事で、子供とのごっこ遊びを楽しむコツは

全力で演じる


です。何役だっていいんです。恐竜だろうが動物だろうが、子供がやって欲しい役を全力で演じるんです。本気でやって子供を楽しませていくと子供は大満足するでしょう。親の演技力が子供を楽しませます。
中途半端にやると楽しくありません。やり切る方が面白いんです。

それは子供とのごっこ遊びだけではありません。
何かする時に本気でやらなかったら、いつも楽しめないものです。
どんな心持ちで過ごすかを大事にして、家族の関係作りをしていきましょう!


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