1. まっすぐ「立っ」てみる
足のうらは床に床にしっかりと
あたまのてっぺんは上へ上へひっぱられるように
まっすぐ立ってみる
うではからだのそばにしぜんに置き
上へ下へ気持ちよくのびていくように
まっすぐ立ってみる
足のうらからひとつひとつ骨を積み上げるように
くるぶし、ひざ、骨盤、せぼねのひとつひとつ
それから、くび、あたま
まっすぐ立ってみる
深くゆっくり息を吸うと
足のうらから背骨をとおってあたまのてっぺんまで
それに合わせてからだがのびていく
まるで深い呼吸でからだのなかのおそうじをするように
新鮮な空気がからだを巡る
目をつぶってみてもいい。ぐらぐらしたら、床に接している足のかかと、親指の付け根、小指の付け根を意識してみる。どちらかに傾いていないか、どこか詰まっている感じがするところはないか、じっくりとじぶんを観察してみる。
呼吸に合わせて、腕を上に高く高く上げてもいい。吸いながら腕を上げて、吐きながら腕を下ろす。ゆっくりと。
ちょっとおかしいかなと思うところには、重点的に呼吸をおくってみる。少しずつほぐれていき、日に日に違和感がなくなるだろう。
イメージはだいじだなと思う。からだのなかを呼吸が巡っている状態をしっかりと頭のなかに思い描くとよりいいと思う。
この、からだに意識を集中させている、考えるのではなく感じている状態を「受動的集中」という。逆に仕事などのノルマによって強制的に集中した状態は、能動的集中。「受動的集中」はリラックスした状態であり、アルファ波という脳波が現れて右脳が活発化する。さらにセロトニンという神経伝達物質が放出され、精神の安定を促す。
とにかく、セロトニンという脳内ホルモンは出して損はない。
呼吸でからだが整ったら、「声を出して笑っ」てみる。
アルファ波を出すには「笑い」もよい。そしてセロトニンを増やすには「声を出す」とよい。
何かがあるからじゃなく、ただただ声を出して笑ってみる笑
きょうもすてきな一日でありますように。愛を込めて。
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