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ギリシャ神話のルーツは日本神話!?古事記とギリシャ神話の共通点とは?🌈
多くの神々と英雄たちの物語で溢れている『ギリシャ神話』。
その中でも、特に有名なのが『オリンポス十二神』と呼ばれる神々です。
彼らは、ギリシャ神話の中心的存在。
古代ギリシャ人が深い信仰を寄せていた神々です。
「世界の始まり」から「オリンポス十二神による神様の時代」、そして「神様と人間の話」。
このように、
「人間や世界がどこから生まれたのか」
これが描かれているのが『ギリシャ神話』です。
また、
「ギリシャ神話は、日本の『古事記』によく似ている」
伝説によると、
「オリンポス十二神は、オリンポス山(現在のギリシャとマケドニアの国境に位置する山)の頂上にそびえ立つ豪華な宮殿に住んでいた」
とされています。
その中でも、
・すべての神と人間の支配者『ゼウス』
・海の支配者『ポセイドン』
この二神に着目すると、古事記とギリシャ神話の共通点が見えてきます。
ゼウスは、世界の秩序を維持するために生まれた神。
古代ギリシャの人々から『正義と法の守護者』としても崇拝されていました。
その理由に、
「神は人間の形をしているとは限らず、もともと人間であっても動物に姿を変えていた」
とあり、ギリシャ神話では、ゼウスがさまざまな動物に変身して人々と交わる物語が有名です。
日本でも神々が御祭神。
鹿などの動物の姿に変えれるとされており、神社仏閣では、その動物を信仰したりしています。
ゼウスには、何人もの妻がいました。
彼女たちとの間に産まれた子どもたちは、次第に『半神』となり、神と人間、両方の性質を持つ神となっていきます。
古事記にも、イザナギとイザナミの子どもが、途中で神武天皇に変わり、半神から人間時代へ移り変わる物語があります。
一方、ポセイドンは、海の支配者で男神。
彼の特徴でもある武器(三叉のトライデント)を使い、海をかき乱したり、地震を引き起こしたりします。
彼は、アテナイ軍との戦いで『アテナ』に敗れたため、アテネ市の名は彼女のものとなったという説があります。
日本の古事記によると、アマテラスとスサノオの間に生まれたのが、海の守護神となる宗像三女神『市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)』『田霧姫神(たぎりひめのかみ)』『瀧津姫神(たぎつひめのかみ)』。
市杵島は「神霊を斎き祀る島」で、厳島神社は、この神名に由来しています。
この宗像三女神が『アテネ』、ワタツミ(綿津見神)が『ポセイドン』なのではないかと考察されています。
このワタツミを祖神としているのが、古事記に登場する『阿曇氏』。
このことから、日本の古事記が先にでき、ギリシャ神話が後にできたことが推測できます。
つまり、オリンポス十二神は、単なる神話上のキャラクターというわけではなく、古代ギリシャの歴史に日本が関係していることを伝承するためのものだったということです。
ギリシャ神話は、紀元前15世紀頃まで口頭伝承されてきた神話。
この神話に登場する神々と日本の神話で描かれている神々が同一神であった場合、これまで語り継がれてきた歴史が覆ることになるかもしれませんね😌
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
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