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ぎっくり腰の原因は腰ではない🌈

古くから、「魔女の一撃」と呼ばれるほど、何の前兆もなく急に強烈な痛みが生じると揶揄されてきた『ぎっくり腰』。

ぎっくり腰は、

・物を持ち上げたとき
・くしゃみをしたとき
・何気なく体勢を変えたとき
・何かを取ろうと手を伸ばしたとき
・洗顔中(腰が硬直状態のまま戻せなくなる)
・家事のとき(腰痛が徐々に悪化)
・長距離の運転後(時間経過とともに腰痛が悪化)
・子どもを長時間抱っこし終えたとき

など、様々な場面で起こります。

ぎっくり腰の原因は、大きく分けて二つ。

「骨盤の歪みによる発症」と「内臓疲労の蓄積による発症」です。

ぎっくり腰は、腰に負担が集中したことが原因であると思われがちですが、背中・腹部・臀部など、実際には痛みの出ていない部位の歪みや過緊張が原因となって起こる場合がほとんどです。

ぎっくり腰は一度経験すると、発症してから1年間で約1/4の人が再発すると言われています。


発症したと思ったら、まずは、安静にしてください。

・膝を必ず曲げる
・少し足を高くする
・クッションを股に挟む

この三つを行いましょう。

次に、アイシングです。

痛みを和らげるために30分程度、患部を冷やしてください。湿布を貼るだけで大丈夫です。

そこから、横になったままの状態で、早期に治す方法があります。

「お腹の張りを取ること」

これが、何より重要なんです。先ほども書いた通り、ほとんどの場合、ぎっくり腰や腰痛の原因は、腰ではありません。

「骨盤の歪みによる発症」と「内臓疲労の蓄積による発症」

どちらも、お腹の張りを取ることで、痛みを和らげることができます。

上記の応急処置を行った上で、以下の手順で、マッサージを行ってください。

<マッサージの手順>
① ふくらはぎの内側をすねに添ってマッサージする
② 頭頂部をマッサージする
③ お腹の肋骨に添ってゆっくりとマッサージする

まず、両脚のふくらはぎを親指でマッサージします。

ぎっくり腰が発症した際、必ず両足が張った状態になります。そのため、このマッサージを行うだけでも、痛みは少し緩和されます。

横になった状態で構いませんので、痛みに注意しながら行ってください。

次に、頭頂部を両方の指で押しながら、内側から外側に向かってマッサージします。

ここで、お腹の張りが取れていくのが実感できると思います。

実は、お腹の張りと頭頂部は関係が深く、腰痛のときや内臓の疲れが溜まっているときなどは、頭頂部が固まりやすくなります。

腰に一切負担なくマッサージできますので、やってみてください。

最後に、お腹の肋骨に添ってゆっくりとマッサージして、終了です。


どのマッサージも、お腹の張りを感じながらやることで、劇的に腰痛が緩和されます。

再発を防ぐためにも、お腹の張り具合いを常に確認し、上記のマッサージを定期的に行ってください。

これだけで、充分予防効果が得られます。

この対処法は、慢性的な腰痛にも効果的です。腰痛に悩んでいる方は、ぜひ試してみてください😌

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈

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