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身体と脳の疲れを取る方法🌈

力仕事や運動などで起こる『肉体疲労』。

末梢性疲労とも呼ばれており、筋肉に貯蔵されているはずのエネルギーが枯渇している状態です。

かつて、肉体疲労の原因は、

「筋肉に『乳酸』が溜まるため」

とされていましたが、

最近では、

「身体の老化を早める『活性酸素』が除去できず、体内の細胞が酸化し、身体の機能が衰えるため」

と考え方が変わりつつあります。

<活性酸素とは?>
私たちの呼吸に必要な酸素から発生する物質で、身体の免疫機能を維持する一方、増え過ぎると疲労や老化の原因につながるとされているもの。

活性酸素を除去するためには、野菜や果物に含まれている『ビタミンC』や『カロテノイド』、海藻類や魚介類に含まれている『ミネラル』などの抗酸化食材をしっかり摂る必要があります。

さらに、疲労回復に良いとされているのが『ビタミンB1』。

空腹時は、ビタミンB1を多く含む食材(豚肉・レバー・枝豆・玄米など)を摂るよう心掛けてください。

ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるのに必要な栄養素でもあります。そのため、毎日食品から摂取することが大切なんです。

その他、ビタミンB1には、脳細胞を活性化させ、神経や筋肉の機能を正常に保つ働きもあります。


では、肉体的な問題ではない『だるさ』や『倦怠感』といった精神的なストレスや緊張状態が続く場合は、どうすればよいのでしょうか?

このような状態『中枢疲労(脳の疲労)』のときは、

「○○をしなくては」

と、同時に何個もタスクを抱えてしまう『マルチタスク』になりがちです。

ある研究では、マルチタスクが、私たちの脳のパフォーマンスを低下させる原因にもなっていることが明らかになっています。

マルチタスクによる疲労を改善するためには、『シングルタスク化』が有効的です。

<シングルタスク化とは?>
一つの作業に集中する、一点集中型のスタイル。 いくつもの作業を矢継ぎ早に切り替えながらこなすのではなく、その日やろうと決めたことに注意を向ける方法。 フロー状態に入ることができる。

また、人間は自分のペースで物事が進まなくなると、ストレスが溜まりやすく、精神的な疲れに繋がりやすくなると言われています。

これらを改善するためには、スポーツや運動を行うのが良いとされていますが、簡単なストレッチでも充分改善できます。


まず、手を組み、天井に向けて腕を伸ばします。

脇腹や脇を伸ばすことで、肋骨が広がり、呼吸が楽になります。

パソコンやスマホ作業で凝りがちな背中の僧帽筋にもアプローチできるストレッチです。

次に、右足を前に出し、右膝に手を置いて体重をかけます。その後、左足のかかとを地面につけてふくらはぎをゆっくり伸ばしてください。

これを両足行います。

ふくらはぎは、第二の心臓とも呼ばれており、下半身に流れてくる血液を心臓に送り返すポンプのような役割を持っています。

そのため、筋肉をほぐして柔軟にすることで、血行が良くなるんです。

そして、最後に行うのが『爪揉み』。

指先の爪の横を揉むだけで血行が良くなり、腸の働きを改善してくれます。

爪の両わきにある少し凹みのある部分を摘み、親指から小指にかけて数十回揉みます。

これだけで、人によっては汗が出てくるほど、血行が促進されます。手軽な方法です。

さらに、副交感神経と繋がりがあるので、リラックス効果もあり、気持ちを落ち着かせる効果もあります。

ちなみに、薬指は、交感神経と繋がりがあるため、やる必要はありません。

<ストレッチの手順>
① こまめに伸びをする ② ふくらはぎを伸ばす ③ 爪揉みをする

爪揉みは、手足両方やるとより効果的です。

ぜひ、やってみてください😌

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
 

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早坂 渚
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