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『地上の星』、終【独り言多めの読書感想文】
この本を購入したのは、作品が売り出される前だった。
購入履歴からオススメされたんでしょうね。引っ張ってこられた新刊は、表紙さえ表示されないもの。得体の知れない作品に、けれども入荷し次第発送として支払いを済ませておいた。手元に現物が届いたのはその約1ヶ月後のこと。
長々感想文してきたが、この作品の本当の価値はもっと別のところにある。私は氷山の一角をちょりちょりしながら話をしてきたに過ぎないが、ご存知の通り作品というのは大きな一塊であり、全体像が見えて初めて圧倒されるもの。言ってしまえば私は風神ちゃんの分身に過ぎず、本体を見つけることを望む立場であり、やっていることはピッピピッピ笛を吹いて手招きするサザエさん。
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あまた誘惑、娯楽の多い現代において、まずここを訪れ、かつ読み切ったあなただからこそ本体を知って欲しいと思ってしまう。読書感想文を書く目的は、感動を換金することで作者本人に還元するため。そうしてまた新たな良作が生まれる。そんなサイクルを巡りたいのは私個人のエゴ。そんな理想の小宇宙に、いつか星が見えるようになることを願って。
『地上の星』
一般人Aである私を持って10000字超の影響力のある作品。是否ともご一読下さい。