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読書するための感想文
【開発担当者様宛て】
・天井取り付け型読書機器開発依頼
相談者Hの言い分
「読書って本来推奨するべきことなはずなのに負担大きくないですか?
元々スマホ、デスクワーク、読書、全て同じ姿勢でやることにずっと疑問は感じてたんです。どう考えても同じ所に負担かかるじゃないですか。それで今更運動不足、ストレッチ、首肩の血流どうこう言われてもっていうか。でもそれって一つでも基本姿勢変えられれば、根本的に負担割合変わってくると思うんですよ。
ブルーライトか何のせいか知りませんけど、液晶画面形は目線より下の方が目が疲れにくいらしいので、動かせるとしたらデスクワークと読書。デスクワークは壁を利用して立って作業するとして、問題は読書。アレ、集中するほどに背中は丸くなるわ、お尻は痛くなるわ、顔面の皮膚はたるむは、恐ろしいことだらけですよ。
にも関わらず、それでも構わないから読みたいと思わせる作品がこの世には存在して、もはや呪いですよ。老化の呪い。引き換えたくないじゃないですか。読むほどに老けるなんて。誰ですか1000P越えの辞書本出す人。勘弁して下さいよ。
![](https://assets.st-note.com/img/1672797668409-SVbSlRCjIr.jpg?width=1200)
というわけで開発依頼です。
まずは図1をご覧ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1672798585519-s7AZNTls4M.jpg?width=1200)
ごめんなさい。思ったより見にくい。頑張ってご覧ください。商品名としては『首のシワピーン、脳みそから美しくなれる!?アナタだけの本読み君』とでもしておきましょうか。え、激烈ダサい? 仮の名称なんで、その辺はお任せしますよ。
良くないですか? これを開発することによって、スマホで下を向き、デスクワークで真っ直ぐ横を向き、読書で上を向く。首肩の負担割合が何となく分散されますよね。ですよね?
しかもこれだと集中して読んでいても正しい姿勢を損なわず、背中に30センチの物差し入れなくても継続して背筋は伸びたまま。本本体の重さに肩は負担を強いられることなく、簡単ワンタッチでハンズフリー。
「今日はスマホ見過ぎて目がムスカ」って時にはブルートゥース接続で音読も可(この辺りはデータ容量が関係してくるため、追って検討)
知的な自分を演出する上で、読書中の自撮りをしても、アラヤダ、お肌ピーンの一番キレイな状態で撮影できちゃう!
いやいや、自分意識高い系じゃないんで。ってあなたにも、ソファにリラック●の如く、だるんと腰掛けた状態で首元にホットタオル当てて、背もたれに「実は体重の10%を占めると言われている頭部」を預ければ、あっという間に自宅がリラクゼーション空間。あ、もしかして反転術式ですか? いえ、呪力は一切必要ありません。
これはあくまでブルーライト弱者による発案のため、iPadは想定していませんが、むしろそっちの方が圧倒的に作りやすいですよね。もう出回ってたら恥ずかしい消して。
個人的に、ポイントは座った状態での使用。寝るか読むのか、そこははっきりしましょう。頭も回らないんでね。万が一のリスク回避で重量制限つけました。「あいたッ」ぐらいで済むのが目安です。流石に1000P越えるハードカバーは別売りの特殊器具使用にしておきます。万人が使う訳ではないので。
![](https://assets.st-note.com/img/1672798913420-AiVQKwbbcS.jpg?width=1200)
私からは以上です。
「任せろッ」という開発担当者の方、いらっしゃいましたらご一報下さい」