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「花はいろ 人はこころ」 色香繚乱の葉山町
先日まで満開の桜の枝が明るい陰を落としていた葉山。
花の木公園はもはやつつじが咲き誇り
町民の目を楽しませている。
朝夕のひんやりとした時間も気が付けば心地よく流れてゆく。
快晴の空に映える日もパステルの雨粒に濡れる日も
花の色に陰りはない。
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花言葉が素敵だ。
まばゆいばかりの赤い輝き「恋の喜び」
純白の花姿「初恋」
欧州ではアザレア「慎み 節度」
朱色やオレンジの蓮華つつじ
紫やピンクのミツバつつじ
さながら花の万華鏡といえるすがたは
「もろさ はかなさ」を表す言葉もあり
いずれ散る哀れに無常を想ったのだろうか。
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葉山で人生を過ごした文学者、堀口大学は葉山町歌で
「花の木を名の山つつむ 春の炎の紅つつじ、、、」
と綴っている。
そしてまた
「花は色 そして匂い。あなたは心 そしてやさしさ。
雨の日には 雨を愛そう。風の日には 風を好もう。
貧しくは 心に富もう 晴れた日は 散歩をしよう。」
と詠う。
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葉山の静謐を胸いっぱい吸って
海辺の旅路をゆけば
目の覚めるような花の絨毯がひろがる。
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《The Canvas Hayama Park》
神奈川県三浦郡葉山町下山口1969
info@thecanvashotel.jp
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「暮らすように滞在する」五感で楽しむ葉山
The Canvas Hayama Park
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