鷹が爪を隠していて目頭がアツくなった件
息子が通っている施設に置いてある「あっちゃん あがつく」という絵本。
どうも息子はその絵本が大好物だと度々聞いていたので、そんなに好きならうちでも読めるようにと先日購入しました。
届いて息子に手渡した瞬間、彼が顔を綻ばせたのは嬉しかったですね。「なんでこの本がうちにあるの?!」と言った感じで半ば驚いているようなそぶりでした。
中身はこんな感じであっちゃんに始まり、んっちゃんに終わるというなかなか読み応えのある分厚い絵本です。
私がさっそく「あっちゃん あがつく…?」と声に出して読み始めると、息子が「あいすくりーむ」と、完璧ではないながらも声に出して読み上げたのです!
す、すごい…!ちゃんとわかってる…というか何度も何度も園で読んで覚えたんだな…と。
続いて「いっちゃん いがつく…?」と読むと、これまた「いちごじゃむ」と、不明瞭ながらも発音しました。
これも読めるの?!どんどんめくって読みあげていくと、結果的にはほとんどのページをたどたどしくではありますが彼は覚えていて音読したのです。
ひらがなが読めているのか、それともすべてのページのものの名前を音で覚えているのかはわかりませんが、ともかく読めるんですよ!声に出して!
これには私はあまりにびっくらこいて嬉しさと、先生方の日々の園での読み聞かせの賜物だなという感謝の念と、息子の成長がここ最近本当に顕著だなと改めて感動したのとで、涙がこみ上げてまいりました。
歳とると涙モロくていけませんね。ε-(´∀`; )
我が子の成長、こんなに心が動くことはなかなかありません。育児という修行の何よりの成果ですし、一番嬉しい報酬です。
先日、息子の精神科の診察の際、このところ言葉がたくさん出てきている息子を見て、先生から言語聴覚士の先生との面談を勧められたので、お願いしました。
1歳10ヶ月で個別療育を始め、現在に至る息子。ついに言語聴覚士の先生と接触できる段階に達したんだなと、大きなステップアップに安堵と嬉しさで感無量です。
言葉が全く出なくて「この子はこのままずっとしゃべらないのかな?」なんて一抹の不安を抱いて悶々としていた頃の自分に、タイムスリップして現在の状況を教えてあげたいくらいです。
何事もゆっくりペースで発達している息子ですが、改めて彼のペースを尊重し、今後も辛抱強く寄り添っていこうと思いました。