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当事他者論
2020年10月17日 20:07
「#非当事者研究」は、その名の通り「当事者研究」に便乗していますが、私自身が「非当事者」という「当事者」としてあーだこーだ考えているので、「当事者研究」と言えるかもしれません。 今年の7月に岩波書店からその名もズバリ『当事者研究』が刊行されました。著者の熊谷さんは、東京大学先端科学技術研究センターで「当事者研究分野」の代表をされており、『当事者研究』の刊行は一つの到達点と言えるかもしれません
2020年10月22日 14:55
「当事者」はそもそもドイツ語の”Partei”を翻訳した言葉で、法律の専門用語として、裁判の原告と被告の双方を指していました。それが障害者運動で本人を指す言葉として使われ始め、社会的困難に遭っている人にも浸透し、現在では、ある事に関係している人を幅広く指すようになりました。「事に当てはまる者」としての「当事者」と言えばいいでしょうか。 「当事者主権」や「当事者研究」では、「当事者=統治者」(