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「放っておく力」 読書感想文

1ヶ月以上前に読了した「放っておく力」という本の
読書感想文を書きます。


読んだキッカケ

当時Kindleで「執着」に関する本を
数冊購読していました。

執着に関する本を読んだ理由は不明です。
直感的に惹かれるものがあったのだと思います。

そのうちの2つは本の構成(ストーリー形式になっていて回りくどい)
が自分に合わず、読むのを途中で断熱。

必要な知識を目次から素早く吸収できる本書が自分に適合したので、
目次から興味のある項目中心にピックアップしながら読み切れた
という形です。

本書から得た気付き3つ

読んで得た気付きを3つアウトプットします!

①情報の暴飲暴食をしない

1つ目の気付きは「情報の暴飲暴食をしない
ということです。

現代は情報過多の社会です。

とにかく日々膨大な数の情報が世の中に発信され、
自分にとって不用意な情報まで安易に摂取していたら
カロリーオーバーしてしまいます。

自分が必要な情報だけを自分から取りに行く
風化する情報より、長期保存可能な知識を獲得する
情報の”見えない化”を意識的に行う

これらのことが大切だと僕は考えました。

実際、起床時にネガティブな内容のテレビ番組を
見なくなってから余計なストレスを受けずに学校へ登校できる
ようになったと思います。

②自分を盛らない

2つ目は自分自身を盛らないということです。

自分を盛って皮を被ると必ず剥がされます。
心が嘘の自分で生きていると苦しくなります。

他人からの目を気にして自分を高めようとしたのに、
他人から逆に笑われるという矛盾した結果が誘発されるのです。

要するに他者に迎合して外的評価だけに囚われて生きると
長期的な幸福には結びつかないということでしょう。

自分自身と向き合い、自己成長を目的として素の自分で
生きれば「本当の自分」が育っていきます。

INTJや自己愛は理想と現実のギャップに苦しみやすい、
と良く言われるので知らず知らずのうちに他人に振り回されない
ようにしたいです。

③常に内省する

3つ目は自分を常に省みるということです。

撃っていいのは打たれる覚悟のあるやつだけだ
などと言われますが、人は皆メタ認知が出来ていない状態に
なると自己中モードになり、

「お前もだろ」というカウンター攻撃を
喰らいやすいです。

意識的に冷静を保っていても、たまにメーターが振り切れることは
あるので失敗を犯すたびに我が身を振り返るようにしようと
思いました。

脱抑制状態(ストレス過多で衝動的な行動を取りたくなる)は
その前触れなので、黄色信号の時点で気付ける
ようにしたいです。

ToDo

②,③は意識の問題なので対策は考えません。

①に関しては、
「帰宅した時に電子機器が視界に入らないように保管する」
という行動を起こそうと思いました。

机上にPCを置いたままにしておくと、帰宅してから
興味を惹きつけられて本来やるべきことが手につかなくなるので
極力物理的距離を離したいです。

全体的な感想

全体的な感想としては、自分に合う本の形式がある程度
見えてきました。

冗長なストーリー形式,特定の分野に偏った例え話が多い,
簡単なことを過剰に咀嚼して解説する本などは自分に合わず、

出来るだけ本質だけを多く取り揃えた、自分の頭で考える
要素が存在する本が自分に合っていると思います。

そのため、意外と古い時期に書かれた良書を長時間かけて
熟読した方が、現代の良くも悪くも優しい本に比べて
読んでいて楽しいでしょう。

先日読了した「無気力の心理学」という本も1981年に刊行
されていて驚きましたが、3日もかけて読めたので本の値段に
対して良い時間を消費出来たと思います。

今後の本選びに参考にしたい内容構成が本書には
適切に取り入れられていました。

総括

今回は枡野俊明さんが書かれた「放っておく力」の読書感想文を
書きました。

ここまで記事を読んでくれて
ありがとうございます!


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