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検証したこと

筆後感想文の終わりを告げるかの如く始まったこの企画ですが、初回の今回は小説を書くにあたり検証したことをいくつか書こうと思う。いっちょ前にサイエンスも取り入れているわけだが、と言っても私はSF小説を書いているわけではなく、自分の作品のジャンルどころか小説かどうかも分かってはいない。小説とはとか、あるべき論やら、迎合やら、そんなことは言いたい人に言わせておけばいいと思っている。急速なネットの発達で|ダミング・ダウン《Dumbing down》にますます拍車がかかるご時世のようではあるが、その波に乗るつもりもない。それにジャンルやら読者層ターゲットやら市場マーケットやらも結局出版社の都合なわけで。で、私は何を書いているのかというと、物語を書いている。
ちょっとそこの鳩子よ、ビジネスなめてんの?などというヤジさえ飛んでこない閑古鳥の楽園と化している我がサイトではあるが、市場より詩情に重きを置いているだけだ。そうは言うけど、じゃあビジネスはどうすりゃいいの? 出版業界は大変なんですよ、などという質問や相談も全くこないが、実はそれなりな解決策は持っている。近自然工法(注2)の採用である。つまりなじませるということだ。まずは魚道ぎょどうをこしらえて、魚が遡上しやすくすることから始めるのはどうだろうか。
きっちり柵作るんじゃなくて、むしろ邪魔な柵は壊していく方向で。
意味不明ですかね。まあいつものことです。

注1 気づいていないだけで、実は日本でも自然開発の分野で採用されている。

ではそろそろ本題に。


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潜っても 潜っても 青い海(山頭火風)