子どもと「くそがき」という言葉について考える
先日子どもがスプラトゥーン3をしていて
「やられた~! このくそがきがっ!」
と叫んでいるのをきっかけに「くそがき」という言葉について子どもと一緒に考えてみました。
ちなみに子ども曰く「くそがき」という言葉は小学校の友達が結構使っているみたいです。
娘も小学3年生にもなるといろんな言葉を覚えてきます。
うれしいような、悲しいような・・・。
六道輪廻の一つ
そもそも「くそがき」とは「糞」+「餓鬼」で六道輪廻の一つのようです。
ものすごく簡単に表現すると、六道輪廻とは死んで次に生まれ変わる先は6つからなるという考えのようです。
⚫地獄道:言葉で表現できない程のめっちゃ苦しい世界
⚫餓鬼道:食べること飲むことができない飢えに苦しむ世界
⚫畜生道:動物や昆虫の互いを食べるか食べられるかの世界
⚫修羅道:怒りに身を任せて戦い続ける世界
⚫人間道:私を含め皆さんが生きている世界
⚫天道:6つの中で一番楽しみが多い世界
6つの世界での良いことをすればするほど良い世界に生まれる可能性が高くなり、悪いことをすればするほど地獄道など悪い世界に生まれる可能性が高くなるようです。
「くそがき」の本当に意味
餓鬼とは食べること飲むことができない飢えに苦しむことですが、ではなぜ子どもに使われるようになったのでしょうか?
餓鬼はいくら食べても水を飲んでも飢えや喉の渇きがなくなることはなく、常に食べ物、飲み物を欲している状態です。
それが自分の欲求を満たしても、また違う欲求を満たしたいという子どもを例える表現になっているようです。
子どもとくそがきという言葉の意味を話してみて
「これからはくそがきって言葉は使わないでおく!」
というようになりました。
子どもってどこの誰から聞いたのかはわからないまま知らず知らずの内に使っている言葉ってたくさんあると思います。
使っているが本当の意味を知らない言葉は親子でちゃんと意味を理解してから使うようにしてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでくれてありがとうございます
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