「ブラック企業」はどう見極めるか

こんばんは、こげいもです。

GW最終日、例年憂鬱ですが、今年はちょっと違います。きっと皆さんも不思議な連休だったと思います。

さて、今日は「ブラック企業」をテーマに残していこうと思います。特に今年就活されている方は、このような情勢で不安でいっぱいでしょうし、売り手市場と言われていたところが180°変わってしまい、戸惑いがあると思います。

そんな私も就職氷河期自体に就活した一人であり、7年目の今も新卒で入社した企業に務めています。

今日のテーマの「ブラック企業」ですが、一般的には、深夜に及ぶ残業やパワハラやセクハラをする上司・それを容認する会社などイメージされる方が多いでしょうか?

正直、上記を見抜くことは、外部から、特に学生の目線からは立場上も含めて中々ハードルが高いと考えます。

「じゃあどうやって見極めるのさ!」と思ったあなた。

なんと、学生側でブラック企業を選別する方法があります。(ドヤ顔)


まずは、ペンと紙を用意してください。

STEP1:あなたが働くにあたり、絶対に譲れない条件をすべて書き出してください。

STEP2:STEP1を満たす会社以外からの内定はすべて見送って、就職を続けてください。

STEP3:STEP1を満たす会社へ入社してください。


以上です。(ドヤ顔)

コレ!本当なんですって!!ほんまに!ほんまに!!

というか、逆にできることはこのくらいしかない。

もちろん転職サイトなどで口コミを見ることができますが、正直辞めている人が書いているので、どの企業もブラック企業に見えてきます。


なぜこれしかないと言い切るかというと、現在存在しているブラック企業の本質を私は、「譲れない条件の不一致」だと思っています。


例えば、私が学生次第に掲げたSTEP1にあたる譲れない条件は、

・土日祝休み(年末年始・GWが休み)

・転勤なし(東京以外は首都圏でも嫌)

・実力次第で若手でも給料が上がる

・環境に文句を言う人が極力少ないであろう企業            (≒若手でも自由があり、裁量を持てることで、合わない人を回避できる)

・BtoB

上記5つでした。

私の場合、元々フル単を取りながら、フリーター並みにバイトをしていたことから、体力には自信があったし、早く成長したい気持ちが強かったので、残業は全く気にならなかったのです。

かくいう私も3年目くらいまでは土日返上で働き、平日も終電がデフォルトで、タクシーで帰宅し、少ない給料を切迫したこともよくありました。

辛くなかったとは言いませんが、会社に対しブラック企業と思ったことが一度もなく、自分が選んだ修業の場として、最良であったと今でも思っています。

しかし、「定時で帰れること」が譲れない友人からは、頻繁に「その会社、ブラックだよ!危ないよ!辞めなよ!」とよく言われましたし、彼女には、本当に極悪企業に見えていた上で、私のために言ってくれていたと思います。

実際、同期でも、会社がメリットとして説明会時にあげていた点が合わず、退職を選んだ人もいます。

その同期が上記を学生時代にしっかり府落ちするまで思考していたら、お互いに不幸(不毛)な時間を避けられたと思ってしまいます。


私も売り手市場と言われた世代のビジネスマンを社内外で接する機会が多いのですが、売り手市場が故に、就活の際に自身と向き合わず、譲れない条件もわからず、入社し、愚痴を聞くことがあります。


正直、自業自得です。

その割に、「うちの会社ブラック企業でさ〜」と言います。


大丈夫、そんな人、仕事できないから。


社会人は3年でも、5年でも、サボっている人は瞬殺で抜かすことができます。

義務教育ではないですし、全員と仲良くする必要もありません。チャンスは平等ではないので、掴む人が優秀です。

こんな時代ですが、自分が納得できる環境を自分で掴み取って、そんな人たちと建設的な社会を作る一人でありたいと思っています。

※前段で上げた深夜残業やパワハラ等のtheブラック企業は、ある事件をきっかけに周りの会社も含めかなり減っていると聞いていますし、私自身その実感があります。しかし、今でもそんな文化がある場合は、会社の然るべき場所に相談しましょう。それに対応してくれない会社の場合は、在籍期間に関わらず転職して良いです。

ただし、自身が定めた条件との差異を明らかにすることをおすすめさせてください。



以上がこの時代の就活生に向けた私なりのエールです。







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