マイクロマネジメント 良い点2つ 悪い点はたくさん
マイクロマネジメントの是非について考えてみた
今日は一般的にネガティブな見方をされる「マイクロマネジメント」について考えてみます。マイクロマネジメントとは、組織の上司やリーダーが、部下やチームの仕事を細かく確認したり指示を出したり関与したりすることを指しますね。
今日の要点
良い点
悪い点
影響やリスク
良い点
細部への注意
マネージャーやリーダーが細部にまで注意を払うことで、プロジェクトやタスクの質は一定担保できます。あと、特定のプロセスや手順が厳しかったり細かい場合やリスクが高い場合なども有益に働くと思います。
新人教育や育成
新人や未経験者には具体的な指示やガイダンスが必要なことが多いですね。細かく管理していくという過程で、スキルや知識を会得しやすいと思います。メリットの方が多いのではないかと思います。
悪い点
信頼や自主性
これは生まれにくいですね。特にもともと自発性が高い人やタスク処理が優秀と言われる人にとってはプロセスや裁量を制限されることにになります。タスクのやり方まで指示されだすと最悪ですね。
逆にマネジメント対象が見えなくなる
対象者のモチベーションを低下させ、創造性やイノベーションを阻害する可能性があります。また、徐々に距離を取りだす人もいたり隠し始める人もでるかと思います。
影響やリスク
従業員は常に上司やリーダーからの監視や指示を受けることになります。つまりストレスや不満が増加する可能性が・・・。
チームワークや協力関係
全て管理されてしまうと、横並びになっているもの同士の信頼関係やチームワークが生まれにくいのではないかと思います。個々のメンバーが自分の業務に集中してしまうので、他のメンバーとの協力や連携が十分に行われなくなることがあります。
正直組織の成長を阻害するのではないかと思いますね。
組織の成長 継続的にマネジメントできるか
マイクロマネジメントが継続的に行われると、一定レベルまでで育成がストップしてしまいます。これ以上言われないラインを見極められたら終わりです。
そうなってくると組織全体の成長や維持に悪影響を与える可能性があります。
従業員の成長やが阻害されるということは広い目で見ると、組織の競争力やイノベーション力が低下する可能性があります。
マイクロマネジメントに関する僕の結論
僕は基本的には否定的意見の立場。とはいいつつ全てにおいて否定的というわけではありません。特に「業務の全体像が見えてない」「スキルそのものにまだまだ育成段階」の場合は必要なことだと思います。
ただ、細かい管理を長々続けていくことや、少し立場を変えたリーダークラス以上にはやらない方は良いかなと思います。
マネジメントレイヤーのポジションは、業務がタスクからミッションにかわります。行動や考えを制限するのではなく「幅広く景色を見ること」や「判断の軸を持つこと」の方が重要ではないかと思います。
立場が変わればまた違う育成の仕方が必要になってきます。
最後に
結論:僕は嫌だしやらない 以上。
頑張って肯定的な考えも載せてみましたが・・・正直難しかったです。皆さんはどんな意見でしょうか。肯定的な意見も聞いてみたいです。
仕事や働くことで困っている人、いろいろ話を聞いてみたい人、ビジネスマインドやメンタルヘルスの領域で困っている人 などなど。趣味レベルですが無料で相談受けています。是非気軽にご連絡ください。