こんにちは!
エンジニアの波多野(@hatamasa1988)です。
Qastというナレッジ共有SaaSを開発・運用しているany株式会社でエンジニアをやっています。
今更ながらSaaS特化のVCで有名な前田ヒロさんのSaaS Playbookを読みながらメモしていきます。
自分に大切と思ったことだけに絞ってるのでめちゃめちゃ歯抜けなのでしっかり勉強したい人は原文を読んだ方がいいと思います笑
PMFのために4つのフィットを測ることが大切
SaaS企業が勝つために必要なバリュー
どのSaaS企業にも取り入れて欲しいと思う3つのポイントがあるとのこと
月次10%のMRR成長
月次10%のMRR成長を維持することが出来たら、
・12ヵ月後にはMRR 300万円
・24ヵ月後には900万円
になる。
とにかく10%成長をどう維持できるのか、20%成長にもっていくためにはどうすれば良いのかを考える
大手企業が顧客になった場合
大手企業が顧客となってくれたとき、その企業は新しい大きな機会を探ろうとしている可能性があるため、話を深掘りヒントを得る。
これが大手の顧客をさらに10社手に入れるための手がかりになる。
価格は安すぎないか?
導入のハードルを下げるために最初は手頃な価格を設定しがちだが、
本来は、「このプロダクトに顧客はいくらまでなら支払うのか」をユーザーヒアリングを通して調査し、その結果を反映させるべき。
また、プロダクトは時間軸と共に常に改善され機能も増えるので、価格に変動が生じるのも当然のこと。
Atlassian が2016年に買収した StatusPage の価格設定を時間軸と共に見てみると、2013年と2016年の価格の差は最大30倍にもなっている
アップセル、クロスセルしやすい価格設定にする
Negative Churnを目指す。
退会による売上の減少額よりも、アップセルやアップグレードによる既存顧客の売上増額の方が上回っている状態。
これを達成するために
価格はダイナミックに変化させる
会社のフェーズに応じても変化するべき。
様々な機能が追加されたり、別のプロダクトが展開されたり、新しい業種がターゲット顧客層となるなど、会社がスケールすると共に価格設定もダイナミックに変化するべき
注目SaaS企業20社のウェブサイトを見て分かったこと
GTM(市場戦略)の考え方
GTMを考えるときの要素
チャーン(退会率)との戦い方
Step 1: 「成功したユーザー体験」が何かを理解する
Step 2: 成功したユーザー体験を提供する
Step 3: 再現性があり、スケーラブルなプロセスにする
B2Bの場合のベンチマーク
大企業向けのサービスなら月次チャーンレートは0.5~1%未満
中小企業向けのサービスなら3%~7%
Net Revenue Retention
売上継続率のこと。今月獲得した売上が来年の今頃にはどの位になるのか。
例えば、昨年3月の新規有料+契約更新顧客のMRRが100万円で、その同じ顧客からの今年3月のMRRが90万円の場合、Net Revenue Retentionは90%になる。
アメリカの上場SaaS企業は、Net Revenue Retentionが100%を超えているケースが多数。
Revenue Retentionが低ければ低いほど、売上の成長計画を達成するために、新規の売上を多く獲得する必要が出てきてしまう。
売上継続率を上げるために
エグゼキューションの質が高くなければ、一流の会社にはなれない
エグゼキューション(執行?)の質が高い経営とは
エグゼキューションのレベルを上げるためには?