余裕を作る。
毎日、余裕がない。
でも、実は、余裕がないって、勝手に頭で決めてるだけじゃない?
余裕がある、ない。じゃなくて、
余裕を作る、作らない。頭の中と自分を変えていこう。
仕事でも、リモート会議、オンライン研修、スライド準備など、パソコンを駆使することに追われ、仕事の本質部分以外の学ばなければならないことが増えている。アラフォー(41歳)のわたしからすれば、ID、パスワードの変更だけでも、ついていくのに必死。
パソコンから音出ない…
「やばい。まじ、やばい。どうすればいいんだ~!!」と叫びたくなる毎日だ。
本当は、若い後輩たちに格好よく、「仕事とはこういうものよ」なんて、うんちくのひとつでもたれたいところだが、逆に、「オンラインうまくつながらないんやけど、どうしたらええの?」と教えてもらう始末。
若い後輩たちの方が、わたしなんかより余裕があり、なんとも情けない。
こんなにも余裕のない自分だから、なんだか仕事に追いつめられているように見える後輩に、「昨日休んでたけど、どうしたの?大丈夫?」なんて聞いてあげることすらできない。
自分が若いときは、なんだかんだ言うて、まちがいなく諸先輩方に助けていただいてきた。
「しんどそうな顔してるけど、飲みに行くか~?」なんて、声をかけてもらい、先輩方の武勇伝聞いて、うなづいてるだけだったけど、「この人たちは自分の味方なんやな」って思えて、安心できた。そのおかげで、今の仕事を15年も続けてこられた。
同僚の仲間たちも、「さっきのクレーム電話、大変やったね!美味しいものでも食べに行こう!」って、誘ってもらって、「あー、わたしはひとりじゃない」って、強くなれた。
じゃあ、今、目の前のもがいている後輩を見て、わたしの諸先輩方のようにできているかと言われたら、答えは、確実にNOである。
情けない。
彼女のしんどさは、自分も通ってきた道だからこそ、よくわかる。
もちろん、逃げずに向き合うことが必要なことくらい、彼女自身もわかっているだろう。
だけど、自分を包み込んでくれる絶対的安心感がないせいか、どうも逃げ腰になっているように見える。
さぁ、ここで、わたしはどうするべきか。
①自分も余裕がないから、知らないふりをする。
②「昨日休んだけど、何かできることあったら、言うてね」と、優しく言う。
③「逃げださず、向き合うことしか、解決方法はない!」と突き放す。
どれも正解であり、どれも不正解である。
わたしなりの答えはこうである。
まずは、彼女がなぜ仕事を休まなくてはならないほど、追いつめられてしまっている原因や現状を聴いてあげること。聴いてあげるだけでいいんだと思う。
15年前のわたしは、そうしてもらえて、なんとか乗り越えられていた気がする。
①~③は、今の余裕のない、あくまでわたし本意なアイデアなのだ。どれも時間のかからない対処法。
それでは、彼女の気持ちも、行動もきっと変わらない。そう、まずは、どっぷり、彼女の心に寄り添うことから始めよう。
余裕がある、ない。じゃなくて、余裕を作る。
まずは、自分の思考と行動を変えることから始めよう。
目の前に起きていることは、すべて自分事なのだから。
そういえたら、カッコいいけど、
まずは、目の前の家族の夕食を作らねば。笑