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【育休日記】育休日記はじめました

少し前に子どもを産んで、”育休”に入りました。
ドラマチックなことはないけれど、何も起こらない日々も、それはそれで忘れたくない気もするので、
少しずつ書いていけたらと思います。
肩の力を抜いて書くので、読んでくれる皆様にも肩の力を抜いて読んでもらえると嬉しいなと思います。


10/15
産後初めての外出は、近所の歯医者だった。出産当日の3日前、プルーンを食べていたら昔に治療していた歯の詰め物がとれたのだ。プルーンで取れるほど弱っていたのか、とちょっとだけ落ち込んで近所の歯医者に大きなおなかを抱えて向かった。「応急処置だけしておきますね、出産後また来てください。」と頼りないセメントで蓋をされる。「産後、いつまでにくればいいですか?」と尋ねると、「いつでもいいですよ。ゆっくりで大丈夫です。」と歯科医は言う。ゆっくりでいいはずがなかろう、こんな薄っぺらいセメントでは、不安で不安で仕方ないぞ。産後なるべく早く来ようと心に誓った。
それから3週間経ち、今日、念願の治療!歯医者に行く日をこんなに心待ちにしたのは、生まれて初めてだ。


10/22
産後ケア施設に行く。区の補助がでるということで、2泊3日で利用することにしていたのだ。娘を連れて外出するのは今回が産後初。
ケア施設とはいえ、娘と2人きりの日々が始まる。緊張というより、恐怖。大丈夫なのだろうか。


10/23
産後ケア施設に来ている。娘と2人きりで心配だったが、助産師さんがサポートしてくれるので、全然問題なかった。”ゆっくり休む”というよりは、”この2泊3日に色々と詰め込んで教えてもらうぞ!”を選んだので、結構なハードスケジュールだが、まあそれもよい。
空いた時間は、育児雑誌や漫画を読んだ。峰なゆかさんのわが子ちゃんが、とても面白くて、首がもげそうになるほど共感。


10/24
今日で産後ケア施設の利用は終わり。当初は1泊2日にすればよかったかなと思っていたが、3泊4日とか4泊5日とかもっと長い予定にすればよかったと後悔するくらい充実した産後ライフを過ごすことができた。
もし、利用するか迷っているお母さんがいたら、利用したほうがいいよ!と個人的には思う。
何がいいって、人の作ってくれたご飯が食べられること。
「おなか減ったなー。今日の献立は何だろう。」と思えることの幸せたるや。お昼に出たナポリタンが泣きたくなるほど、美味しかった。


10/28
1か月検診。
順調とのこと!バンザイ!

11/2
お宮参りの写真撮影をしに写真館へ。
家にいると割と泣いている時間が多いのに、写真館につくと見たことがない朗らかな顔で、カメラを見つめる娘に驚く。
「ププルルルルゥ~!」「ッパッパッパパパァァ~!」耳なじみのない、アマゾン系の掛け声でシャッターを推し進めるカメラマンさんは、”プロ”以外の何者でもない。出来上がった写真には、”だっふんだ!”の時の志村けんにそっくりな顔が1枚紛れ込んでいたが、それもまたよい。


11/3
友人が会いに来てくれた。最近、東京のホテルは驚くほどに金額が上がっていて、週末はカプセルホテルでも1万越えだったりするのに、わざわざこのためだけに会いに来てくれたなんて、本当に頭が下がる。せっかくなのでと、上野にあるピザのお店を予約していたのだが、お店が引くほど狭く、座席は横の人と肘が触れ合う距離。ノイジーすぎて目の前いるのに全く声が聞こえず、申し訳なさすぎて、足早に2軒目に向かった。2軒目の焼き鳥屋さんは、ゆったり広々していて、気合い入れなくても声が届いたので、安心して近況報告を聞くことができた。いい夜だった。


11/6
今日は誕生日だった。そういえば去年の誕生日もnoteを書いたっけ。

この1年で、色んな事があって、私の日常は大きく変わってしまったけど、いいことも悪いことも、全部全部まるっと受け止めて、肯定して生きていけたらいいかな。もちろんそう思えない日もあるけど、それはそれとして。日々をつなげていこう、と思う。


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