今日も、わたしはわたしの居場所を探している。寂しさはいつも隣にあって、行き場のない感情を詞や詩にして、歌にする。形にすれば少しは昇華されるけれど、埋まるわけではない。ただ、不安は前より減った。自分に向き合い、言葉を紡ぎ、音に乗せるたび、わたしは少しずつ、自分の輪郭を確かめている。
朝起きてキミが隣にいてくれたら、どんなに嬉しいか。目を開けた瞬間、キミの温もりを感じられたら、それだけで世界はやさしくなるのに。けれど今は、伸ばした手の先に触れるものは何もなくて。ただ冷えた朝の空気だけが静かに流れている。それでも、また会える日を信じて、今日もわたしは朝を迎える。
大切な人の励ましや支えは、やっぱり心強いものだと感じた。どれほど離れていても、声を聞くだけでその温もりが伝わる気がする。そばにいられたらそれが一番いいのだろうけど。離れていても届く想いがあると感じた。目を閉じてもう一度あなたの声と言葉と思いだす。その全てが私をそっと支えてくれる。
逢いたい人がいるってこと。それはすごく素敵なことだと思った。でも、逢えない時間が長くなるほど、その気持ちは寂しさへと変わっていく。声を聞きたくて、名前を呼びたくて、触れたくて。それでも届かない距離にただ立ち尽くす。胸の奥に広がるのは温もりの記憶。今日も心はあなたの方へ伸びていく。