何故か知らないが、労働は尊いという論調がかき消されそうな事件が席巻している時期があった。宝石強盗や詐欺電話、宅地強盗等を闇バイトとして募集し、高い金に目がくらんで犯行に及んだ事例が沢山あった。そういう汗のかき方ではなく、先ずは人に役立つという大義をよくよく見直した方が良いのに。
学校で学んだ財政学。B/Sで国の資産を見るというのが今では主流だが、自分は後々高橋洋一さんの存在を知り、そのときはつゆ知らずといった処だ。高橋洋一さんの名を出すと、先ず間違いなく国家総合職は落ちると見る。自分で学ぶ分には、読み込んでいったんだけどな。
安倍晋三回顧録。電車内で読む。中国をどうして抑え込めるか考えるもG7も足並み揃わず。フランス等アメリカに追従するのが問題という誤爆発言も。日本の取り得る立場で、先進国を説得しようにも中国の巨大な市場には抗えぬ国多数あり。トランプ大統領誕生の際の素早い対応が凄かった。
安倍晋三回顧録を空いた時間に読む。天皇生前譲位やトランプ大統領選出までの出会い等、大河の裏側を見た。特にトランプの安倍元総理への敬意等、意外な一面を知ったが、兎に角私が重要視したのは、アメリカとの信用醸成の過程である。オバマと安倍は信頼関係を築いたが、中々上手くいかなかったようだ