ユング『赤の書』より 超意味は「意味でもナンセンスでもなく、イメージと力がひとつになったもの」 超意味は「意味へ、ナンセンスへ、変容し、その二つの衝突による炎と生き血から、繰り返し若返る」 …このビジョンを食らいながら、正気を保ち、記憶し、描く、ユングという人のすさまじさ。
「もっと別の精神は、私に、正当化、有用性、そして意味の彼岸にあるものを語るよう強いてくる」…その精神=「深みの精神」は「私から」「意味とナンセンスとの融合=超意味を生み出すこと」に役立たない言葉と文字を「奪った」(ユング) …意味の彼岸の超意味。意味とナンセンスの融合