ママ広場さんに寄稿させていただきました。 「こんな時どうする? ~我が子がよその大人に叱られた時~」 https://mamahiroba.com/entry/lecture/
絵本が大すき。でもね、子どもって聞いていないときもあります。せっかくの絵本の世界。相手がどうであっても同じ心地よさを届けてあげたいですね。聞いていないようで聞いているのが子どもです。いつもとおんなじってすごいことです。
人と違う興味があっても「変わった子」ときめつけず、観察してみてくださいね。わが子の才能の種が存在するかもしれません。与えることも大事ですが「気づく」ことはもっと大事。そんなに必死に子どもに詰め込まなくてもいっぱいいいもの持っています。
自分から歯磨きができるようになる。当たり前のことだからあまり褒めてはもらえないもの。でも毎日続けることができる、小さな習慣が一つ増えていくことはとても大きなことです。家庭でしかできない習慣つくりはいっぱいあります。当たり前にできることにこそ敏感でありたいですね。それがしつけです。
過ぎ去った子育ての時間。不思議なもので、大変だったことよりも笑顔がたくさん浮かんできます。今、子どもたちが返してくれる優しい気持ちが、親としてダメだっと部分を溶かしてくれたように思います。がんばってきたことは裏切らないものです。がんばりすぎず、がんばってわらってみてくださいね。
親子だからいつも笑ってばかりはいられない。親子だから見えないこともたくさんあります。でも、親子だから、いいたいことを気持ちよく伝えることができると思うのです。気持ちよく過ごす人生は、笑顔が多くたのしいものです。厳しい気持ちはお休みして笑って過ごしてみてくださいね。
ほら、行きなさい。引っ込み思案は大人をイライラさせることがあります。その背中を押す手が結構きつい。不安なときには、優しい気持ちが一番です。子ども時代にであう不安。こころがどう覚えていくのかは大事なことだと思います。大丈夫だと安心させてあげたいですね。
ことばは人を不快にさせるためのものではありません。ことばの持つ力の使い方を人生の土台つくりの時期には、丁寧につたえていくことを大切にしたいですね。つい言ってしまったことで、寝顔に謝ることも悪くはありません。でも言わないのが一番です。謝らなくていいように日々笑顔でいたいです。
「大丈夫」励ましているつもりが、追い詰めてしまうこともあることば。「大丈夫、楽しもうね」楽しもうという気持ちをのせれば、エゴも消えて愛のあることばに変わっていきます。おかあさんの「大丈夫、楽しもうね」魔法のことばですね。
何度言ったらわかるのかと、態度に表してしまうことって おとなにもたくさんあります。でも・・大人が勝手にきめた時間の速度で子どもをみると態度に表したくなるものです。大人は子どもよりも背が高い、だからこそ、威圧しないように穏やかな時間が大事です。
子どものこころの中のことば。どんなときも、自分に勇気をくれて、元気をだしてくれるようなことばでいっぱいにしてあげたい。ことばは人を傷つけるものではなく、人をしあわせにするためのものです。その一番大事なことを日々のことばで伝えてあげたい。日々おだやかに伝えてあげたい。
自分が大好きだという気持ちはそんなに力を入れない方が育っていくものだと思います。子育てのテクニックを学ぶ気持ちから少し離れて、おかあさんがもっているすてきなことばをこころの中からいっぱい引き出してあげてくださいね。魔法のようなことばがいっぱい眠っています。
どうやったら二人のように育ちますかとよく聞かれました。わたしがぼ~としているからかな。答えはいつも同じ。それくらい何かをしなくっちゃと考えてはいませんでした。ただ楽しませることだけ。だから親をしていることを楽しめた気がします。たのしまなくてはもったいないです。子育てはおもしろい。