君は言った 「ママ、ぼくもういいんだよ。夢は諦めた」 その口は、必死で笑おうと、微かに震えて うまく口角を上げていられなかった 私は言った 「無理しなくていいんだよ。つらいんでしょ」 その瞬間君の口角は感情に押されるがままになった。 それでいいんだよ。 まずは泣こうよ。