永正15年(1518)10月8日は北条氏綱が虎印判状を発給した日。これが虎印判状の初見。「祿壽應穩(ろくじゅおうおん)(禄寿応穏)」という4文字の上部に虎を配置した印判。領民の禄(財産)と寿(生命)は応(まさ)に穏やかなるべし。人々が平和で暮らすという願いが込められているという。