異国の食を気軽にたべるその手軽さに、 都会の豊かさと切なさを想う あるべき場所にないものは 逃れてきた誰かの想い出 また人は流れてゆく ここではないどこか いつか行けるのかもしれない けれどそれはその未来の 『ここ』であるだけなのか 今ここ私は過去にとっての どこかにいるのだ