また一つ大人の階段を登ってしまった。 後悔などしていない 彼女の懐へと居場所を変えた渋沢栄一は良い奴だった 近くに停めていた自転車の45分という精算はあまりにも儚く滑稽で 二度とこんなことはするなと見せつけているようで 背中の大きな傷となった