私は私。あなたはあなた。私は結構他者に対する嫉妬心がない若者だった。片親だが親には十分愛されていた。好きな事をさせてもらい、応援されていた。 自分なりに頑張っていて、それでよかった。 今、振り返ると、他人からの嫉妬心にとても鈍感だった。 自分の中にない気持ちには鈍感になる。
とても良い就職先に、思いがけず難関突破出来、内定がでた。卒論で研究した内容がたまたま入社試験に時々問題として出題されたのだ。勿論とても詳しく回答できた。とても幸運だった。 喜んでくれないゼミ仲間がいた。一緒に大学生活を謳歌した筈の。男性の嫉妬心。当時は気付かなかった。
東大は出ていないが、上野千鶴子さんの言葉とされている「環境に後ろ押しされ、そこまで到達した者が持っている鷹揚さ」という表現を読み、ハッとした。 若い私も確かにそんな雰囲気を纏っていたと思う。 理解があり経済力のあった母のおかげ。 今、途上国の人が日本人を見る視点に気付いた。
困っていた時に親身に助けてくれた人に、数年後、問題がなくなってから御礼を伝えに行った。 今度はとても素っ気ない態度。 今度は彼女自身が困っていて余裕がない立場。 私が困っていたから可哀想で助けたけど、今度は私が成功したら、喜べない人だった。嫉妬心だった。 私は気付かなかった。
私としたことが… 『ONE×PIECE』94巻が発売になっていることに昨日まで気が付かなかった。 ジーコディレクターからの気まぐれメールで気付いた。 夜10時、ダッシュでコンビニへ買いに行った。 今巻は泣かずに読めそう・・・と思ったら、最後やっぱり泣いた。 動物系はダメだよぉ~。