手段と目的を分けておくことは柔軟かつ最善を尽くすうえで必要なことだと思う 手段を目的としやすいが、それだと手段に固執してしまうようになり視野が急激に狭くなってしまう 人間の認識に限界がある以上想定外や思わぬ変化は必ず存在する。それに対応する柔軟性は不可欠な要素であるといえる

本当に賢い人は自然と謙虚である。なぜなら、彼らは人間の認識できるものは現実のほんのわずかなものでしかないということを理解できるからだ 人間の認識の限界を理解できない人は自らが認識できる範囲で現実はできていると錯覚し、すべてを知りきったと思い傲慢になってしまう

個人的には貨幣観の話や日本の独立、歴史を大切にすることも本質的には手段であって目的ではないと考えている 弱体化を防ぎ、失った強さを取り戻すということは目的をなすための準備であってそれらそのものが目的ではない 手段を経てなそうという目的が同じならば、異なる領域でも団結できると思う