人気の記事一覧

#本が出るまで 1 ○編集者との打ち合わせに使った資料。 「企画書」と「あらすじ」の二本立て。 「企画書」は・タイトル・このミステリの趣向・ミステリのテーマ・ストーリーの骨格。 これに「主な登場人物」、「簡易年表」をつけました。 「あらすじ」は原稿用紙35枚。ちょっと長め。

ゲラになるまでどうして気づかない!

#本が出るまで 8 ○ゲラ校正中 真っ先に目につくのは、行頭の一字余り。文字組が送ったデータから本の体裁に変わるので当然ですが、写真のように二ブロック続くと直したくなります。 それとルビをどこまで振るか。登場人物の氏名は必ず振りますが「恭しく」や「花金」はどうしようかと迷います。

#本が出るまで 2 ○編集者との打合せ 対面では3回。 1.「企画書」と「あらすじ」の説明、感想⇒本編執筆 2.編集者から第一稿チェックと改稿要望 3.直した原稿にまた改稿の要望⇒ゲラにする原稿へ ほかにメールで質問、確認。 私は打合せの翌日に必ず内容メモを送ることにしています。

#本が出るまで 10 ○ゲラは何回出してもらえる? 私の場合は白ゲラ+二回でした(今回は白ゲラが出た段階)。白ゲラで著者校正をし、編集の校正校閲の入ったゲラと合わせて送り返すのでゲラを編集に送るのは二回。これにて校了(もう直さない)。他の作家さんに聞いてもこのパターンが多いです。

#本が出るまで 7 ○ゲラが到着しました それまでのワープロデータでの修正と違うのは、実際に本になった時の文字組であることです。文字組が変わると見た目の読みやすさも変わります。 行頭の一字残りとか節・章の区切り、余白の取り方、書体が変わったところの印象など確認しようと思います。

○白ゲラって? #本が出るまで 5

#本が出るまで 3 ○ゲラが出るのは? 交流のある作家さんの話をまとめると、原稿を渡してから編集者との打ち合わせが2~3回。ゲラになるのが第4~5稿というのが平均的でした。 なかには初稿が一発でゲラになったケースも。ショートショートは二稿でゲラ(修正一回)になるなど短めです。

【#本が出るまで】マガジンをつくりました。これまで【小説の書き方】マガジンに格納していたのですが、増えていく見込みなので、独立させました。刊行が決まったあと、書店に並ぶまでにどんなことが起きるのかをできるだけ具体的に書いてみます。質問・感想をお寄せください。

#本が出るまで 4 ○完成稿を送りました。 ワードで作成した原稿をメール添付で送信。『ゴシック(仮)』の場合は、編集者に最初に渡した原稿を第一稿とすると、打ち合わせで改稿が二回、自分でもっと良くなると思って改稿したのが二回。 脱稿したのは第五稿になります。 次はゲラです。

#本が出るまで 6 ○ゲラ校正は新人の場合、やり方がわからないので編集者が校正の仕方(トルツメとかママとか)を指導してくれるのが普通。誤字の直し方や修正の仕方など、基本的なものなので勉強する必要があります。なお、小説誌連載から単行本になる時は加筆修正の意見が入っていることも。

書くことで見えてくるもの。