小熊英二さんの「日本社会の仕組み」読んだ。単身赴任や長時間労働、成果主義。これらは欧米にもある。だが、出世を望むいわゆるエリート層の働き方で、日本はこれを「出世を望んでいない、または出世が期待薄の人にまで広げている」。更にその理由は法律で「解雇ができない」から。生産性が低いわけだ
澤円さんのメタ思考のエピソード。失くした鍵を開ける業者のベテラン技士が仕事を10分で完成。お客さんも喜ぶ。新人技士が別のお客さんにかかった時間は2時間。でも新人技士はチップ1万円もらったそう。一生懸命な姿に感心したという理由。一生懸命が尊ばれる日本の労働生産性の低さの理由かも。